内容説明
「嫉妬を感じる人が現われたら、その人を手本にして、同じものを手に入れるよう努力します」―ここには、嫉妬を手がかりに、自分自身をみつめなおし、自分を変えた女性の体験が語りつくされている。「自分らしさ」を育てる人生のヒント。
目次
白雪姫と女性の心理
嫉妬の深層心理
母親と嫉妬
家族と嫉妬
仕事と嫉妬
友だちと嫉妬
女らしさと嫉妬
自分らしさと嫉妬
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
夏希
6
女性の嫉妬に関して突き詰めて書いてある本書。「嫉妬」というワードは何となくタブーだと思われがちだが、それを突き詰めて分析して語ることで上手く嫉妬と付き合っていけるという。嫉妬の感情をもたれたり、もったりしたことはあるがここまで嫉妬のことについて考える機会はなかった。本書でその機会を得れてよかった。また、嫉妬に振り回されない人生を送るためのヒントが散りばめられていた。このヒントを是非とも日常で活用したいものだ。2024/10/15
faqa
0
有名人による訳で安っぽそうなイメージあったけど中身はまともで読み易い。印象的だった部分は「相手され主張を受け入れられる時間に恵まれると権利自覚し目標持ち自立し易くなる」「自分を改められない人は他人を傷つける」「特別な人間だと叩きこまれると完璧主義になる、嫉妬を自覚しないと嫉妬深くなる」「男は短所を見せず女は長所を見せない」「男は独立心を養うが女は他人の評価に依存する」「競争心が旺盛なら白雪姫シンドロームにならない」でもこのテーマは進化生物学的な視点からは今ですらあんまり語られないのが残念。2025/04/03