出版社内容情報
「かつてとは比べものにならないスピードの世の中で、こころが凹む出来事がいろいろ起こります。でも、ちょっとへこたれても大丈夫。こころを立て直す方法を知っていればいいのです」(著者)
日本国内から中国、アジア圏で、多くの方々のメンタルに寄り添ってきたドクターの実践アドバイス。
・一度、うつむくから上が向ける
・「応援したくなる人」になればいい
・「どうしよう」と思ったら、まずその場で深呼吸
・心の不安を身体から和らげる「軽くジャンプ、体を揺らす」
・自分との「スキンシップ」を大切にする
・あせり、ハードル、損得勘定……8つの「しばり」を解き放ってみる
・壁は「乗り越えない」という選択もあっていい
・人と向き合うときは「ドッジボール方式」で
遠回りや挫折、苦手や羨望から抜け出した方々の事例にも力づけられる、「弱いんだけどなぜか強いメンタル」になるやさしい方法。
内容説明
真面目な人ほど、悩みや問題に行き当たると、それを克服しようとしたり、それができない自分を責めたくなります。そんなとき、「いろいろ困ったこともあるけれど、ま、今日はいいか」こんなふうに考えられたらいいですね。当たり前すぎて簡単だけど、案外むずかしい「こころの立て直し方」を手に入れてみませんか。
目次
1章 “弱いまま”の心にも、いいところがある
2章 「いちいち折れない心」になればいい
3章 この「ポーズ」と「しぐさ」で不安が消えていく
4章 知らず知らずに自分をいじめていませんか
5章 8つの「しばり」から解き放たれてみると
6章 “実例紹介”立ち止まると「なんだ、そうだったのか」と思えた
7章 開き直っているんじゃなくて、立ち直っているのです
著者等紹介
本橋京子[モトハシキョウコ]
精神科医。医学博士(中国医学)。茨城県出身。1995年東京女子医科大学卒。同大学病院神経精神科で臨床研修後、茨城県内の内科、精神科病院勤務を経て、中国伝統医学を学ぶため2001年に北京へ。2002年、中国政府奨学金留学生として北京中医薬大学大学院へ進学。2006年に医学修士号、2010年医学博士号取得。日本をはじめ、北京、上海、シンガポール、マレーシアでの二十五年超におよぶ豊富な臨床経験と中国哲学(とくに兵法)を融合した独自のメンタルケアメソッドを展開。日常生活にも応用できる精神療法を提案。ブログ『精神科医が教えるへこたれないメンタルのための「兵法心理学」』も人気。現在は宮城県内の精神科病院に勤務している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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