出版社内容情報
円高、株価の最高値更新、企業の最高益、賃上げ、物価高……など、日本経済は明らかな「潮目」に来ている。
その激変を示すデータ、経済ニュースを賑わす数値を読み解くことで、「今」と「これから」が見えてくる──さまざまなデータを提供してきた帝国データバンクが総力をあげて、そんな数字の「生きた読み方」を示していく本。
著者から
「仕事ができる人は数字に強い」。
ビッグデータやAI…「数字が万能の世の中」になるほど、アナログで読み解く力が必要になってきます。企業の成長も衰退も、売上高、前年比、投資額、株価などの数字をただ鵜呑みにしていては、その本当の姿を知ることはできません。同じ数字でも、視点を変えれば見える姿も変わってきます。本書では、経済の動きを示すさまざまなデータ、指標、数字を例にあげ、その読み方、傾向と対策について考えていきます。(帝国データバンク情報統括部経済動向分析チーム)
内容説明
日々のビジネスには「数字」がつきものだ。身近な売上、前年比、シェアから、為替レートや株価、物価や賃金の動向まで、それが何を示しているか、そこから何を読み取るかで、仕事の成果も大きく変わってくる。そんな「経済の数字」に強くなるにはどうしたらいいか。本書では毎日、目にするさまざまな数値・データを例に、それが示している真実に迫っていく。仕事に活かす、また、社会人の教養として、そして人生を左右する判断基準に…必ずあなたの力になることだろう。
目次
1章 数字を比較してみる―人口減少、社会保障負担、相対的貧困率、名目GDP、顧客満足度
2章 数字の変化(流れ)をみる―前年同月比、複利、日経平均株価、地価、成長性
3章 数字の大きさをつかむ―経常利益、売上高、サプライチェーン、商流圏、燃料価格
4章 数字を統計としてみる―経済波及効果、平均貯蓄額、未活用労働、フェイク情報
5章 数字を探してみる―国勢調査、DX投資、ビッグマック指数、為替レート
6章 数字の錯覚(マジック)を見破る―老後資金、名目賃金、可処分所得、社長輩出率
7章 数字の意外さをみる―インフレ、物価、家計支出、猛暑効果、タイパ、幸福度
8章 数字を危険信号(アラート)としてみる―バランスシート、粉飾決算、後継者不在率、倒産と休廃業
9章 数字をぼんやりみてみる―財政赤字、消費税率、マネーストック、ネットショッピング
10章 数字から未来をみる―経済予測、景気判断、72の法則、ジニ指数、美男美女税
感想・レビュー
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紫の煙
Kooya
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