出版社内容情報
『徒然草』『源氏物語』『古事記』、親鸞、良寛……人生の糧となる古典の名言を、新聞、ラジオで話題の宗教哲学者がやさしく読みとく
先の見えない不安な世相、ストレスの多い日常……
「無常」な現代社会を生きる秘訣は古典の中にある!
「喜び」や「悲しみ」が丁寧に描かれた古典の名言とともに、
自分らしい充実した人生を送る方法をやさしく読みといていく。
*とらわれのない心――『徒然草』の言葉から
*「無常の世」にある幸せ――『方丈記』の人生観
*「救いの言葉」と「絶望の言葉」と――『源氏物語』の世界
*悟りの裏にある悲しみ――良寛の祈り
*「執着」からの解放――西行の歌から
「逆境」さえも「順境」に変える生き方がある。
読むほどに心が満たされる一冊!
内容説明
『徒然草』『方丈記』『源氏物語』『おくのほそ道』『古事記』親鸞、良寛、西行、世阿弥…その「言葉の力」に救われる―
目次
1章 いま、この瞬間を生きていますか―最高の明るい人生観を求めて
2章 「逆境」を「順境」に変える―人間の喜怒哀楽とは
3章 「言葉の力」に救われて―人生の達人の知恵に学ぶ
4章 「ゆとり」をもつということ―いのちの尊さを感じる
5章 「風雅」に遊ぶ―美しく経験を重ねるために
6章 「心豊かな人生」を―日本人の生き方の根源へ
著者等紹介
田畑邦治[タバタクニハル]
1947年北海道生まれ。1974年上智大学大学院文学研究科哲学専攻修士課程修了。上智大学中世思想研究所職員、聖母女子短期大学助教授、同大学教授を経て、2000年から白百合女子大学教授。2004年からNPO法人「生と死を考える会」理事長。『源氏物語』や西行、芭蕉などの古典を通じて、「日本人の人生観・死生観」を探る活動にも力を入れ、講演や雑誌等への寄稿を行なう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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おさと
夏尾
Yukihiro Fujii