その損の9割は避けられる―日常のお金から、人生の大問題まで “後悔しない選択”ができる行動経済学

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784837925576
  • NDC分類 331
  • Cコード C0030

出版社内容情報

買い物、保険、投資、仕事、人間関係…迷ったときは「行動経済学」で考えればいい!間違いのない選択をするためのチェックポイント

「人の心の仕組み」を知って、正しい選択をするために―

行動経済学では、人は「得した喜び」よりも
「損した苦しみ」を2・5倍強烈に感じると言われています。
だからこそ誰にでもある「損を避けたい」という
本能が、逆に、さらなる損を呼んでいるとしたら――。
こんな悲劇の当事者とならいために、
これだけは知っておく必要があるのです。 ――大江英樹


こんなとき、何を考え、どう行動しますか
――絶対に“損をしない”のはどっち?

★「あと500円買えば、1時間駐車無料」と言われたら?
★「ランチビュッフェ」で元をとるためには?
★「毎月分配型」金融商品ならお得?
★「成功率95%の手術」と「20回に1回失敗する手術」どちらなら受ける?
★「1万円借りても、利息は1日たったの5円!」――これなら借りてもいい?
★年金未納率40%――それでも年金は得?

【著者紹介】
オフィス・リベルタス代表


内容説明

「賢い判断」をするために―この知識の“ある、なし”は大きい!

目次

1章 「元をとりたい」「ついでだから」…だから、その行動が損を呼ぶ!―誰もがはまる落とし穴を「行動経済学」で考える(「あと500円買えば、1時間駐車無料」と言われたら;なぜ“つまらない映画”でも、最後まで席を立たないのか ほか)
2章 買い物、外食、旅行、カード…あなたの「選択眼」に間違いはないか―「選んでいいもの」「欲にかられてはいけないもの」(ドバイの土産物屋VSナニワの商人;目移りするほど商品がある「家電量販店」のデメリット ほか)
3章 預貯金、保険、年金、ローン、投資…「まとまったお金」こそ、失敗は許されない―気をつけよう、「甘い勧誘」と「複雑な商品」(「保険に入ったから安心」という人へ;“ネーミング”ひとつで、ここまで違う ほか)
4章 評価、人事、功績、出世…この“人間心理”を知り尽くした人が、のし上がっていく―「なんで、あの人が!」の謎は解かれた(「会社のために」と考えたことが…;上司に「あなたの企画」を認めさせる方法 ほか)
5章 自分の健康も人生のパートナーも…満足人生は「いい選択の積み重ね」がつくる―ぶれない「損得感覚」を持つために(「臓器提供してもいい」と思っていても;「成功率95%の手術」と「20回に1回は失敗する手術」 ほか)

著者等紹介

大江英樹[オオエヒデキ]
1952年大阪府生まれ。甲南大学経済学部卒業後、野村證券入社。個人資産運用業務、企業年金制度のコンサルティング・運営管理業務などを手がける。2012年、株式会社オフィス・リベルタス設立。日本証券アナリスト協会検定会員、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、行動経済学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ばう

44
★★★行動経済学について素人にもわかりやすく教えてくれる本です。人はいかに損することを恐れているか。そしてそう思うあまり逆に損している事が多々あるということ。子供の頃、母親がよく「タダほど高いものは無い」と言っていたのを思い出しました。如何に自分の目を信じ、客観的に判断するか。うーん、難しいなぁ。ところでタイトルに「9割」とあるとつい気になってしまう私。そんな私の思考回路もこの本が分析してくれていました。~_~;2016/09/18

momogaga

38
【大人こそ絵本を】以前から気になっていた「行動経済学」を楽習するために手に取りました。「損を避けたい」という感情が、逆に、さらなる損をよんでいる、こんな悲劇からは抜け出したいですね。 2017/06/18

犬こ

25
サブタイトルにある行動経済学というより、ふだんの買い物で、今だけ無料とか、価格帯が松竹梅で設定されているとか、ポイント制とか、お金を使わせる仕掛けについて、消費者として注意した方が良いことが紹介されています。某さおだけ屋はなぜ潰れないか?と内容がよく似ている・・・2016/04/05

えっくん

22
★★★★☆時として人間は不合理な行動をとり、気が付かないまま損をしていることがあるという事例を行動経済学という学問の観点から解説した本です。松竹梅の3コースで竹を選択してしまう理由や、日本で臓器提供の意志表示者の割合が少なくなってしまう原因は理解していたのですが、他にもいろいろなバイアス効果で勘違いしてしまうケースが紹介されており目から鱗の本でした。知らず知らずコントロールされているのも驚きですが、そういった人間の心理を利用したビジネスが存在していることも勉強になりました。2017/04/25

ひろ☆

22
日常にある行動経済学。人は自分で選んだと思っていても、ヒューリスティック(何かを決定する際の経験に基づいた手がかり)やバイアスがかかっていると、大部分の人は選ばされている。2014/12/11

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