出版社内容情報
歴史小説の名手が描く「先人たちの熱い生きざま」とは――??65歳?≠?起点として自分の過去・現在・未来を考えるストーリー。
65歳。悠々自適の生活に耽るか、決意を新たに前進しようとするかは、大きな分かれ道である。
私は「もう一番何かをやってやろう」という後者の姿勢で生き抜いてきた。
この年齢だからこそ、何を捨て、何を残し、さらに新しく何を生むべきかが見えてくるのだと思う。
自らの生きざまを検証し、前に向かって歩き出した男たちの例が、一つの励みになれば幸いである。
――童門冬二
◎「人生の総仕上げ」について考える……佐藤一斎
◎一番大切なものを守り抜く生き方……北条早雲
◎それでもやり通したいことがある……毛利元就
◎ぶれない「生き方の軸」とは!……細川幽斎
◎自分の??集大成?≠?残す……宮本武蔵
◎「知的体力」に頭打ちはない!……板倉勝重
はじめに――??ここ?≠?起点に自分の生きざまと向き合う
たった一度の自分の人生、
1章「人生の総仕上げ」について考える――佐藤一斎
たった一度の自分の人生、
2章 一番大切なものを守り抜く生き方――北条早雲
たった一度の自分の人生、
3章 それでもやり通したいことがある――毛利元就
たった一度の自分の人生、
4章 ぶれない「生き方の軸」とは!――細川幽斎
たった一度の自分の人生、
5章 自分を客観視する器量――宮本武蔵
たった一度の自分の人生、
6章 次の世代に何を遺すか、何を託すか――板倉勝重
目次
1章 「人生の総仕上げ」について考える―佐藤一斎
2章 一番大切なものを守り抜く生き方―北条早雲
3章 それでもやり通したいことがある―毛利元就
4章 ぶれない「生き方の軸」とは!―細川幽斎
5章 自分を客観視する器量―宮本武蔵
6章 次の世代に何を遺すか、何を託すか―板倉勝重
著者等紹介
童門冬二[ドウモンフユジ]
作家、本名・太田久行。1927年、東京に生まれる。第43回芥川賞候補。目黒区役所係員を振り出しに、都立大学事務長、都広報室課長、広報室長、企画調整局長、政策室長を歴任。1979年退職。在職中に蓄積した人間管理と組織の実学を歴史の中に再確認し、小説、ノンフィクションの分野に新境地を拓く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。