内容説明
なぜ、中国はこんなに「強国」になったのか?そして今日、驚くべき経済成長が続く中、これからどこへ向かうのか?―その答えを知るカギは、すべて歴史の中にある。司馬遷『史記』に描かれた古代王朝、今も読みつがれる『三国志』の世界。数百年の繁栄を築き滅んでいった唐・明・清の大帝国。中華人民共和国の成立と北京オリンピック・上海万博が開催されるまでの「中国の歴史」を追う。
目次
第1章 中国大陸に文明はどう誕生したか?
第2章 秦漢の統一―始皇帝の時代から“項羽と劉邦”の世界へ
第3章 分裂の世紀―「三国志」の世界はどう展開したか?
第4章 南北朝時代―なぜこれほどの国が興亡したのか?
第5章 隋唐の統一―短命に終わった隋、三百年続いた唐
第6章 宋朝の内外で何が起こっていたか?
第7章 元朝―モンゴル民族はいかにして中国を支配したか?
第8章 明朝の興亡―何が盛衰のカギを握っていたのか?
第9章 大転換―清帝国の建設へ
第10章 西欧列強の進出と崩壊する大清帝国
第11章 中華民国の苦悩―革命運動と世界大戦の間で…
第12章 中華人民共和国の光と影―激動する現代史の流れ
著者等紹介
山口修[ヤマグチオサム]
1924年横浜に生まれる。東京大学文学部東洋史学科卒業。東京大学助手、熊本大学教授、佛教大学教授などを歴任
宮崎正勝[ミヤザキマサカツ]
1942年東京に生まれる。東京教育大学(現・筑波大学)文学部史学科卒業。都立三田高校、九段高校、筑波大学付属高校教論(世界史担当)、筑波大学講師(常勤)、北海道教育大学教育学部教授などを歴任。75年から88年には、NHK高校講座「世界史」の常勤講師も務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あわうみ
Dr.A@フォトリーダー
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