内容説明
「文は人なり」と言うが、間違っている。正しくは「文は自己演出なり」だ。自分をありのままにさらけ出すのではなく、文章を工夫し、上手に化粧して、相手の心を動かし、「見せたい自分」を演出する。この「したたかな文章技術」こそ、できるビジネスマンの最強の武器だ。
目次
基本編 自分に有利な状況をつくる「実戦的」文章ノウハウ(仕事ができる人は、“悪魔”の顔を持っている!?;文章には、「人の心を動かす力」がある;これが「悪魔の文章テクニック」―15の法則;相手によって、巧みに文章を変化させる;どれだけ「リアリティを演出するか」がカギ ほか)
実践編 誰に、何を、どう書くか?あなたの評価はここで決まる!(「添付書類」一枚で自分を売り込む;自分の「思い」を何倍にも伝える;自分を印象づけるビジネスレター;報告書―ここで同僚と差がつく!;メモ一枚で「できる人」を演出する ほか)
著者等紹介
樋口裕一[ヒグチユウイチ]
大分県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、立教大学大学院博士課程修了。京都産業大学客員教授。また、小学生から社会人までを対象にした小論文の専門塾「白藍塾」を主宰し、文章指導に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まさお
1
小手先の内容が多い印象。 2018/09/23
kyo
0
役立つことが書いてあるが、自然と使えるようにするには時間がかかりそう。2011/10/28
MT
0
テレワークが進み、非対面のメールでの報告や指示が多くなる今日では、より文章術が求められるようになったと感じる。コンプラ等も意識した上で、本書を手元に置いて参考としていきたい。2024/10/06
ゲシャン
0
簡単にいうと相手をともかく持ち上げる文章を具体的に書けということ。 「あの時、あなたのおかげで危機を乗り切ることが出来ました」とか。 実際書くとなると中々こっ恥ずかしいけども、 口でいうよりはいいですよね。2019/12/16