内容説明
自分の文章にプラス・アルファを求めるあなたへ。感動、驚き、説得力を生む秘訣。
目次
1章 人の心を打つ文章とは(何を、どう書くか―これだけは知っておきたい文章作法;読み手の心をつかむ秘訣 ほか)
2章 自分の心を伝えるためには、どうすればよいか(「自分」を書くことは、簡単ではない;「自分の心をそのまま伝える」文章スタイル)
3章 文章に説得力を持たせる技術(自分についての上手な書き方;「キーワード」―読み手に訴えかけるこの説得力 ほか)
4章 「ユーモア感覚」があるとないとでは、表現の幅が違ってくる(笑いとは?そしてユーモアとは?;名人に学ぶ、読者を楽しませるこんな方法 ほか)
5章 「いい文章」実例集―文章にはさまざまな「顔」がある(実際に書く前に、もう一度確認しておきたいこと;添削教室―わずかな手直しで、ここまで印象が変わる ほか)
著者等紹介
千本健一郎[センボンケンイチロウ]
1965年朝日新聞社入社。「週刊朝日」記者、「朝日ジャーナル」記者・副編集長・編集委員などを経て、現在、朝日カルチャーセンター・文章教室講師、法政大学講師(社会思想)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
イプシロン
26
人を惹きつける工夫をした文章で、自分の思いを伝えたい。そんな随筆を書きたい人向けの指南書。小説を書きたい人向けではないが、参考になることは多々あった。段落の落とし方、句読点の打ち方、括弧や記号の作法といったことは一応できる、中級者向けの一冊。ある程度書いてきた人であれば、内容の半分くらいは知っていることかもしれない。個人的には、アメリカ人と日本人の「常識」の違いと、古今亭志ん生についてのくだりが面白かった。所詮、上手くなる秘訣は昔から言われている、多読・多書・多思(推敲)なことに間違いはないようだ。2015/11/03
OHKINA
0
読みやすく、とても実用的な内容。
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