目次
第1章 ノーベル経済学賞を受賞した「プロスペクト理論」とは?
第2章 人はケチる!―人の思考は「経済的」にできている
第3章 「嫌なことは聞きたくない」
第4章 あなたは「投機家」型か、「年金生活者」型か
第5章 ケインズの美人投票―経済は心理で決まる
第6章 「勝負をしていい人、いけない人」―勝者は常に合理的である
著者等紹介
林康史[ハヤシヤスシ]
大阪大学法学部卒。メーカー、生命保険を経て、投資信託勤務。東北財経大学(中国大連)客員教授、一橋大学大学院国際企業戦略研究科非常勤講師を兼任。会社員の傍ら、修士(法学)取得。現在、一橋大学大学院法学研究科博士課程に在学
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感想・レビュー
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肉尊
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ケースA-100万人目のお客様です!といって賞金3万円もらった。ケースB-前の人が100万円のお客様です!といって30万円の賞金と無料パスをもらい、その次に並んでいたあなたは、「次に2000万人を目指すで賞」として賞金5万円をもらった。この2つのケースのうち、体験したいのはどちらですか?ついついAを選びがちですが、お得なのはBですよね。時に非合理な行動をとる人間を経済学の視点で分析した、飽きずに読める良本です。図書館で見つけた本ですが、購入しようと思いました。2015/08/21
mitsuu2005
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投資するにあたり人が陥りやすい心理をわかりやすく説明してくれる。投資だけではなく、お金というのは誰しも使うものだからとても勉強になる。2014/09/18
カッシーニ
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投資するにあたり、ファンダメンタルやテクニカル意外にも投資家心理を読むことが大切と認識。問題を解きながら理解できるのでわかりやすい2011/03/01
shinjiosan
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行動経済学の心理がテスト形式でよくできている。制限時間30分のQ39のスペクラトゥールとランチエのように感情移入して他人の気持ちになって考えるという問題は良問。2018/12/02