裏口から見た金融のしくみ―システムだけではわからない本当の金融と資金の動き方

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  • サイズ B6判/ページ数 232p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784837918813
  • NDC分類 338
  • Cコード C0033

内容説明

外国為替、デリバティブ、インターバンクと消費者金融や闇金。一見、何の関係もなさそうだが、これらは同じルールで活動している。すなわち「食うか食われるか」という競争社会の掟だ。たとえば、どうしようもない多重債務者が銀行から大金をせしめる、ビジネスエリート然としている外資系バンカーが“袖の下”を渡して営業を行う―こんなことは実際の金融界では、当たり前のように行われている。しかし、「日本経済新聞」や金融のハウツー書では、そんなことはわからない。新しい経済・金融用語を覚えるのも必要だが、それは単なる知識としてのこと。本書は、実体経済、金融の本質を知るための「実践マニュアル」なのだ。

目次

第1部 金に群がる「裏金融のネットワーク」―知恵と度胸で勝負する!ゼロから金を生み出すノウハウ(「街金」「闇金」とは何か?―金融の裏に集まる虚々実々な人と情報;「金融のウラ稼業」‐それぞれの悪知恵―もはや常識!?「パクリ屋」とは何をする連中なのか? ほか)
第2部 「消費者金融」と「外資系」が強い理由―これからの日本の金融業はどう変化していくのか?(「消費者金融」一人勝ち‐強さの秘密は何か?―「消費者金融」と「銀行」の顧客奪戦が始まる!?;「金融業」発達の陰で泣かされた人、笑った人―「サラ金地獄」発生の原因とは何か? ほか)

著者等紹介

日名子暁[ヒナゴアキラ]
1942年大分県生まれ。中央大学法学部中退。週刊誌記者を経て、現在フリーのルポライター。金融問題の表裏、ヤクザ、外国人労働者問題など幅広いジャンルで活躍している。著書に『世紀末裏商売ファイル』『パクリの戦後史』ほか多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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