内容説明
後ろ盾もなければ、特別な学問を修めたわけでもない。一介の浪人にすぎなかった男が、なぜ数多くの志士たちに一目置かれ、天下の情勢を動かすことができたのか。勝海舟、西郷隆盛、木戸孝允、高杉晋作…幕末の英雄、鬼才、豪傑が集結して織りなす人間ドラマが、今始まる。
目次
序章 人生、最大のピンチ
1章 「龍馬」という男のつくられ方―「よばあたれ」小僧、維新回天に目覚めて脱藩!
2章 夢を実現させる「運命の出会い」―勝海舟に心酔し海軍操練所を創設した、龍馬の挑戦とは
3章 どんな男も一目置く、この「人間の大きさ」―倒幕運動の“台風の目”となり、敵・味方を超えた人脈図を形成!
4章 歴史を動かした「先を見通す目」―薩長同盟の陰の立役者となった、驚くべき発想と行動力
5章 最後まで「わが道」を貫いた男の魅力―大政奉還を見届け、「新しい日本」の誕生前夜に逝った無念の最期
著者等紹介
湯浅ひとし[ユアサヒトシ]
1956年、群馬県生まれ。75年少年誌にてデビュー。サラリーマン、アシスタントを経て、83年講談社「コミックモーニング」新人賞受賞。著書は『田舎刑事』『B級探偵』等。現在、青年誌を中心に活躍中
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