目次
第1章 究極の自己変革法―自分はどこまで強くなれるか
第2章 組織の強化法―まず自分の手を汚せ、人は必ずついてくる!
第3章 人心掌握と決断力―これまでの“常識”を捨ててみよ、物の本質が見えてくる!
第4章 不可能を可能にする先見力・忍耐―将来の“楽の種”は足元の一尺下に埋もれている!
第5章 会社繁栄のための「総合力」―瀕死の藩政を見事よみがえらせた鷹山の「経営学」の極意!
付章 この「名君」にこの師あり―役に立つ学問「実学」に徹した細井平洲
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
にいたけ
2
読書会課題本。再起不能と見られていた米沢藩の財政を立ち直らせた「上杉鷹山」のリーダーシップについて書かれている。素晴らしい所は「節検」「誠実」「慈愛」「謙虚」「感謝」を貫いたことである。当たり前に暮らしていたら「奢り」「慢心」なんて当たり前だと思うのだが、そうならなかったのは細井平州先生に師事したことが大きい。未曾有の事態が起きても整然としている日本人の美徳のルーツが上杉鷹山の改革のベースとなっていると思う。11代藩主治広の娘参姫への手紙が鷹山の人となりが現れていてとても良かった。2018/09/18
T Kashima
1
米沢藩の財政危機を建て直した藩主、上杉鷹山の改革力。 「私は神様に誓って正しいことを実行しているのだ」という信念でリーダーとして指導力を発揮していきます。上杉鷹山については童門氏の本も好きです。 2018/02/22
ギントン
1
鷹山の魅力が今ひとつ伝わらなくて読書に入り込めなかった。文体が好みに合わなかったということなのだろう。2014/11/14
gedolinx
1
とても真似の出来ない、偉い方です。
風見じじい
1
1992年発行の本を読みました。米沢藩主でありながら、藩民を統治する意識でなく人間として扱う思想はどこから来たのだろうか。破綻した藩の財政を立て直すため、財政状況の詳細を公開し、20年の債権計画を実践させたすごい人です。計画実施の段階で活躍した人が脱落して切らざるを得ないことが何度も起き、腰を低くして対処していった様は、まさに名経営者です。2013/11/30
-
- 電子書籍
- 秋の京都の定番 幻冬舎plus+
-
- 和書
- マイクロコンピュータ入門