内容説明
なぜ思想を異にした男たちが、龍馬にはすべてを語ったのか?なぜ利害の対立する男たちが、龍馬にはすべてを託したのか?なぜすべての男たちが、体制、反体制、藩を超え、龍馬にだけ心を開いたのか?組織も後ろ楯もない、エリートでもない一介の脱藩浪人が、不可能と思われた「薩長同盟」を成し遂げ、「大政奉還」への道を開いた秘密が、ここにある。
目次
第1章 「バカ」を演じられる男の凄さ
第2章 龍馬という男の「器」の深さ
第3章 子供の心で外が見えるか
第4章 他人のために腹を切れるか
第5章 「人望」―敵も味方もなぜ龍馬には心を開いたのか
終章 「我死するときは、命を天に返し…」