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内容説明
“腰が低く下手に出ることも平気”な戦国屈指の知将・毛利元就。次男元春を吉川氏へ、三男隆景を小早川家へ養子として送り、その領域をそっくり毛利領に組み込んだ元就の「養子送りこみ政略」。―これがなぜ成功したのか。そして、毛利一族のこの結束の強さはどこから生まれてきたのか。―わずか三千貫の地頭から、一代で中国地方十カ国の大大名となった希代の戦国武将、その武略・計略・調略のすべてが本書にある。
目次
序 毛利一族、その強さの秘密
1章 若き日の元就、忍従の果てに
2章 「血を流さずに勝つ」元就の戦略・戦術とは?
3章 毛利家とその家臣団―勝ち残りのための知恵とは?
4章 史上稀にみる毛利家最高の補佐役「毛利両川体制」とは何か?
5章 『戦国時代』と毛利元就をめぐる戦国状況の読み方
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ソラ
5
内容(「BOOK」データベースより) “腰が低く下手に出ることも平気”な戦国屈指の知将・毛利元就。次男元春を吉川氏へ、三男隆景を小早川家へ養子として送り、その領域をそっくり毛利領に組み込んだ元就の「養子送りこみ政略」。―これがなぜ成功したのか。そして、毛利一族のこの結束の強さはどこから生まれてきたのか。―わずか三千貫の地頭から、一代で中国地方十カ国の大大名となった希代の戦国武将、その武略・計略・調略のすべてが本書にある。 2010/05/22
ゆうへい
1
毛利元就の智謀を駆使した戦いが描かれています。また、後半は戦国武将の入門編が描かれています。小和田哲男さんらしく、とても緻密に描かれているので理解できます。
天城万太郎
1
図書館で小和田先生の本を見つけたので。元就とその周辺についての概略がわかります。出て来る人物は、誰を取り上げてもドラマができるなぁと思います。ただ、90%以上は知っていることでした。★★☆☆☆2019/03/04
ののの
1
図書館で、勉強目的に借りてみた。戦国時代の合戦作法とか載ってたので。2016/08/28
Kochi Matsumoto
1
毛利元就について、というより、戦国時代の背景とかについてがよくわかる。元就についての記述が少ないのが残念。しかし彼の裏の顔が知ることができてよかった2013/06/07