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内容説明
金融界の帝王ロスチャイルド、デパート王グッドマンやシュトラウス、新聞王サルツバーガー、通信のロイター、それにアインシュタインやフロイト―各界の最高峰をきわめた偉大なユダヤ人は数知れない。彼らを成功に導いたのは、苦難の歴史を克服するプロセスで得た強烈な価値観と凄まじいまでの現実処理能力、それに幼児期のユダヤ独特の教育法である。どんな袋小路をも必ず脱出する“逆転の発想法”から、カネがカネを生む最強のビジネス哲学まで、“常勝・ユダヤ”の秘密をズバリ解く。
目次
第1章 世界の最高の“成功者集団”の秘密―ユダヤのパワーはどこから生まれるのか
第2章 なぜユダヤ人は優秀なのか―“驚異の人材”を育て上げる民族独自のノウハウ
第3章 なぜユダヤの処世術は「無敵」なのか―永遠に“未完”の知恵の書『タルムード』の中身
第4章 なぜユダヤ商法は巨富を築くのか―その“したたかな計算”と誠実さ
第5章 ユダヤ人の自己鍛練術―この“休日”の過ごし方が彼らの知恵のすべてだ!
第6章 ユダヤ人の人間観・結婚観・人生観―きわめて“合理的にして楽観的”だから何をやっても失敗がない!
第7章 ユダヤ人のたくましき「精神力」「創造力」のエネルギー源―逆境、試練をものともしない“打たれ強さ”の秘密
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミカママ
43
アメリカに暮らしていると、日頃からユダヤ人のパワーを嫌でも感じるのですが、この本でそれを再確認。ユダヤの歴史や、子どもの教育法がとても興味深かった。これだけ成功しているのに、いまだにそれに見合う尊敬を得られないユダヤ人(少なくとも私の周辺では)。キリスト教徒のそねみややっかみ、悲しい歴史はまだ終わってないような気がします。2014/02/23
chika
4
再読です。教育とは、他人から独立して思考することができる人間を作る為の訓練、learnは習う、studyは究める、studyして創造力を磨きたくなる本です。ロスチャイルド、フロイト、アインシュタイン、グッドマン、偉大なユダヤ人の秘密、発想がわかります。2017/02/25
ハムりん
4
ユダヤ人のジョークに興味が湧いた。 タルムードやトーラー、彼らの生活様式、日課などもっと知りたいと思った。 アメリカで成功している外国人で比率の高いのはユダヤ人と日本人だってホントかな。2016/04/12
boyblue
4
ユダヤ人は旧イスラエルに住んでいた民という理解だったがユダヤ教を信じる民というのが正しいようだ。土地を終われ絶滅した民族との違いはその思想、宗教にある。人の教育、育成にユダヤ5000年の英知が今でも注入されている。ユダヤ人は長く流浪の民であったため、伝統的な職種に就くのが難しかった。キリスト教で卑しいとされた金貸しでの成功がユダヤ飛躍の秘訣だろう。新聞、デパート、映画でユダヤ人の成功者が多いことは知らなかった。ユダヤ教は実業での知恵が多いのでビジネスなどでも参考になる。2009/11/29
shredpod
4
20.繰り返し復習したり質問しまくったり。休日は精神を高めるためのものであり、性や金に対して禁欲的ではないのが面白い。どんな原則、習慣に対しても納得のいく説明(解釈)があったので、ひたすら暗記をするよりこういう解釈の仕方をもっと学びたいと思った。2009/10/09
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