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内容説明
母娘の関係を見つめ直し、女性の生き方を考える問題作。
目次
プロローグ 「強い母」と「良い娘」
1 女性の心の危機と母娘関係
2 彼女が食べ続ける理由
3 がんばりすぎる女たち
4 母親の愛憎同居心理―娘へのいとおしさ、うとましさ
5 自分を愛し賛美する能力
6 自分の“女らしさ”に嫌悪する心理
7 娘と母の対決―ガラスの“女王の座”を争って
8 ほんとうの自分を見出し、自分のための人生を生きるために
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
あつひめ
82
母と娘って他人よりも面倒くさくて、永遠に縮まらない関係のような気がする。まだ私が子供の頃、なんでも話せる友達のような親子関係の友達が羨ましかった。なのに…その反面そうなりたいとは思わなかった。旨く言えないけど。私もずっと親の夢や希望のレールの上を歩かされていた。期待を裏切ってしまった時の後悔は捨てられる恐怖を感じるほど。最近になってそれがシンデレラコンプレックスであるとも知った。母との関係はこうして様々な本が出るほど社会的問題でもあるのかもしれない。私は距離を置いて娘とは向き合いたいと思っている。2014/04/23