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内容説明
人間関係の書として、現代人必読のきわめつけの名著。本書は、信州松代藩の恩田木工が行った、奇跡的な行政改革成功の記録。創意工夫と実行力で人の心をつかむ英知が満ちあふれている。
目次
プロローグ 真田幸弘、鳥籠の教え
1 恩田木工、行政改革の責任者となる
2 親戚、家族の心を一つにまとめる―離縁を申し渡す
3 給料を全額支給するかわりに倹約を呼びかける
4 論理一本やりの考えは単なる理屈―恩田木工、大いに怒ってみせる
5 未納分の年貢を棒引きにする
6 年貢前納者への木工の提案
7 村人たち、直訴状を差し出す
8 直訴状を内密に殿にお渡しする
9 罰なしで悪徳役人を更生させる
10 文武と信心の奨励
11 時間割に従った松代藩の子供たちの生活
12 江戸表への献金と成功報酬制度
13 木工の家が客人に親切な理由
14 罰則規定なしで賭博をやめさせる
解説(今なぜ『日暮硯』か;『日暮硯』が書かれた背景;恩田木工の思想と政策の特徴;恩田木工の人間観・認識方法;日本的経営とは何か)
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