内容説明
コミュニケーション力、問題解決能力を磨いていくための気づきとヒント。
目次
第1部 「フロイト」「ユング」「アドラー」―心理学三巨匠のエッセンスを学ぶ(フロイト心理学のエッセンス;ユング心理学のエッセンス;アドラー心理学のエッセンス)
第2部 漫画で理解する「三大心理学」―ネガティブ・スパイラルとポジティブ・スパイラル
第3部 「フングラーの実学」―成果の出る行動を“習慣化”する(習慣化;長所と短所;成果を創り出すための三つの力;まとめ―行動こそ存在なり)
著者等紹介
山田泰壮[ヤマダヤスオ]
(株)ヤマネット代表取締役。(株)マイロジ代表取締役。1965年、京都生まれ。中学~高校時代はアルバイトに明け暮れる。高校卒業後、中堅運送会社に入社しトラックドライバーとして社会人デビュー。その才能を高く評価され、21歳で営業所長に抜擢され、大勢のドライバー達を取りまとめ、功績を残す。トラック4台で立ち上げた静岡営業所は6年間で、県全域で6事業所車輌100台の規模に成長させる。常務取締役営業本部長に就任するも、その2年後に退職。2000年5月、物流応援団ヤマネットを立ち上げ創業。物流業界のリーダー育成や営業力向上、事故撲滅への研修事業を精力的に行っている。2011年に(株)マイロジ(旧マルヒデ運送)代表取締役に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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macho
18
アドラーとユングは全く触れたことがなかったので、30分でという吹き出しに釣られて借りてみました。 確かに30分。主にアドラーが参考になりました。フロイトはクールで理性って感じです。理性を失うと辛い。ユングはスターウォーズ感満載。ダークサイドから帰ってきたベイダー卿の心理学でした。中学生高学年ならわかるレベル。「聴く力」!耳がイタイ! しかし、これなら明日からでもできるぞ!2022/09/26
リーフ
1
3人の考え方を把握したと言うよりは、仕事やプライベートで起こることについての捉え方を見直すことができた。起こった事に対する捉え方をフロイトはゲームとして、そこをいかにポジティブに捉えるか。また、アドラーのように心の中で思っていても行動に責任を持ち、相手との関係を良好にしておくためにはどうするべきかを冷静に考えることも必要だと感じた。ユングのように光と闇を理解し、自己の長所と短所を知り、安直に長所を伸ばすと言うのでなく短所と付き合っていく事に対してもコストをかけていくべきだと思った。2022/04/30
AQL
0
アドラー心理学にコンプレックスという概念がある。通俗的には劣等感とほぼイコールで用いられるが、本来はもっと「複雑」で、たとえば学歴コンプレックスなら「自分は教育がないが独学でこれだけの知識を身につけた」とか「机上の学問よりも働きながら出会った相手を観察する方が深い気づきを得られる」とか「真の賢人は学者や研究者ではなく普通の『植木屋のおやっさん』や『食堂のおばちゃん』の中にこそいる」とか言い張って、劣等感を別の形で埋め合わせようとする心のメカニズムをいう。2025/03/02
ラッセル
0
★★★ 著者が3人の心理学者と体験から学んだことのエッセンスを教えてくれる本。非常に読みやすく、内容も理解しやすいとても良い本だった。タイパの視点でも文句無し。無意識にやっている負の行動を意識して抑制し、それをさらに無意識化することで、無意識の負の行動を変えることができる。アドラー心理学(共同体感覚)を学んでみたいと思った。著者が有名な「愚者は体験から学び、賢者は歴史から学ぶ」という言葉に真っ向から反論して「体験から学ぶ」ことの大切さを説いていたことも持論を持っていることが垣間見えて良かった。2025/02/22
No.一万千
0
フロイトやユングやアドラーの意見についてと言うよりは著者の意見に視点が置かれていた。主観が強くて根拠に欠ける点がいくつかあったのが気になった。2023/11/20
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- 和書
- かつのう 立体四目