内容説明
原発事故、温暖化問題受け、風力、太陽光を救世主とあがめる世論に一石。黙っていられない2人がついに声を挙げた。
目次
序章 ファンタジーを捨てよ
1章 対談 夢で語るな日本のエネルギー(過信される自然エネルギーの実力;誰も言わない貧困層への影響;原発問題「怖さ」に打ち勝つ冷静な思考を;電力自由化がもたらした予想外の結果;国家的な危機管理に必要なこと)
2章 誤解だらけのエネルギー問題(原発なしでも電力供給は可能だ;節電すれば原発なしでも大丈夫だ;再生可能エネルギーで電力供給が可能だ;再生可能エネルギーで産業振興と雇用拡大;欧州は脱原発だ ほか)
著者等紹介
鈴木光司[スズキコウジ]
1957年静岡県生まれ。慶應義塾大学仏文科卒。90年、デビュー作の『楽園』で第2回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞。95年発表の『らせん』で第17回吉川英治文学新人賞を受賞。ファンタジー小説の巨匠として旺盛な活動を続ける。エネルギー問題や少子化問題にも詳しく、様々なメディアで発言する
山本隆三[ヤマモトリュウゾウ]
1951年香川県生まれ。京都大学卒。住友商事に入社。石炭部副部長、地球環境部長などを歴任。プール学院大学教授を経て、2010年から富士常葉大学教授。地球温暖化問題に関する気鋭の研究者として幅広く活躍。福島第一原発の事故以降、電力の供給不足や自然エネルギーの導入をめぐり、各種のメディアで積極的に執筆や発言を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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