出版社内容情報
本来、子孫を残すためにするセックスという行為を、楽しむことができるのは、あらゆる動物の中でヒトのみ。
しかし、現代日本では、「セックスレス」という問題が生じ、その解決法についてさまざまな議論が巻き起こっている。
なぜ、我々はセックスレスになるのか。そして、どのようにセックスレスという問題に向き合い、どのように解消すればいいのか。
元東京大学医学部長という経歴を持つ筆者は、市井の高齢者80名がどのような性生活を送っているのか、その実態を詳しく調査。
そこから導き出された、セックスレス解消の処方箋とは? 死ぬまでセックスを楽しむ意味とは?
この一冊をご夫婦やカップルでぜひご覧いただき、豊かで幸せなセックスライフを送ってください。
石川隆俊[イシカワタカトシ]
内容説明
独自の聞き取り調査から判明した高齢男女の愛と性の全貌!生涯現役で性を楽しむ秘訣とは?
目次
第1章 諸君、生きてる限り性を満喫しよう!(一人の医師として、まじめに真剣に「死ぬまでセックス」を楽しむことをすすめる;私の性愛について。若いころの花街体験、そして、今に至る夫婦生活について;高齢者はどのようなセックスをしているのか その調査から見えてきた驚くべき実態 ほか)
第2章 高齢者はどんなセックスをしているのか(一般の高齢者の性生活についてインタビュー調査 セックスレス解消の処方箋がここにある!;「今でも、薬なんか使わなくてもセックスを楽しめます」;「若いころと比べても喜びは変わりませんね」 ほか)
第3章 調査から見えたセックスの本当の価値とは(「セックスがダメになれば生きててもしかたない」男性の八割、女性の七割以上が性を謳歌;「閉経したらセックスはできない」という誤解 生涯現役でいるための秘訣とは;互いに触れ合い愛を確かめ合えばうつ病を防ぎ治すことができる ほか)
著者等紹介
石川隆俊[イシカワタカトシ]
東京大学名誉教授。医学博士。1968年、東京大学医学部卒業後、がん研究所を経て、1989年、東京大学医学部教授、1997年、同大学医学部長。現在は、公益財団法人・喫煙科学研究財団理事長を務めるかたわら、ガン発生のメカニズムを生涯のテーマとしている。性の問題を含め、「熟年の生きがい」や「音楽と脳科学」の研究に積極的に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 和書
- 牧野信一全集 〈第5巻〉