目次
第1章 足じゃないのよ、腰で歩くの―体の健康について(朝イチのモンローウオークで足腰をほぐします;「できないこと」を数えず「できること」をやるだけです;姿勢が悪いと体の外も中も老けていきます ほか)
第2章 新しいこと、おもしろいわよ―仕事や趣味について(自分の年なんて覚えておく必要はありません;周りをよく見て動くと、どんどん仕事につながります;ナイツとウッチャンナンチャンは私を師匠と呼んでくれます ほか)
第3章 色恋忘れず、意地をなくさず―女性として妻として(「この人だったら」と思った決め手は食事でした;元祖・年の差カップルにマスコミが大騒ぎでした;「五十三歳で初婚の相手が七十七歳」とナイツがネタにしています ほか)
著者等紹介
内海桂子[ウツミケイコ]
大正11年9月12日生まれ。両親の駆け落ち先だった千葉県銚子市で生まれ、浅草で育つ。昭和13年漫才初舞台。25年に内海桂子・好江を結成し、一世を風靡する。57年、漫才師として初の芸術選奨文部大臣賞受賞。平成元年に紫綬褒章、7年には勲四等宝冠章を受章。好江病没後はピン芸人となり、現在も活躍中
石橋英明[イシバシヒデアキ]
1988年東京大学医学部卒業後、東京大学医学部附属病院、東京都老人医療センター整形外科医長などを経て、2004年より伊奈病院整形外科部長。05年、NPO法人高齢者運動器疾患研究所を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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nbhd
17
一言でいえば「怪物」だ。SFでも幻想でもない1922年生まれ。2.26事件、その日のことをよく覚えているという。読みながら、90代の小さなカラダに折り重なる無限の経験と記憶に想像をめぐらせているうち、桂子師匠には時間とか次元とかが、ちょっとちがう風に見えているんじゃないかと思えてきた。ボルヘスにも見えなかった何かが見えているような気がしてならない。年老いて耳が遠くなったと思って診断してもらったら、耳あかが溜っていただけとか、笑いというより、ちょっと怖いくらいだ。ジャンルとしては怪奇・奇想のカテゴリーかな。2016/01/01
にゃも
2
読んでる間中、背中がシャキッとする。いつまでお元気でいてほしい。2015/05/11
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