内容説明
伝説のハンコ職人が45年の沈黙を破った。
目次
第1章 この場所で四五年(行列のできるハンコ屋;電話は今日もつながらない ほか)
第2章 不思議な出来事(霊安室で一命を取りとめる;いまも変わらない「女の人にモテたい!」という思い ほか)
第3章 ハンコは人生の伴侶(ハンコの歴史;僕がこだわるハンコの作り方 ほか)
第4章 自然の流れのままに生きる(自然界からのメッセージを感じ取る;がまんをしない ほか)
付章 私も桃仙ハンコと出合いました(意識が変わって現実的にも精神的にも安定し長く暗いトンネルから光へと導かれた私;すべてのことに対し感謝の気持ちがわいてきて仕事が順調に動きだし念願のホールも手に入れた ほか)
著者等紹介
山本桃仙[ヤマモトトウセン]
昭和14年、福岡県生まれ。12歳でハンコの世界に入り、修業の末、昭和38年に山本印店を開業。以来、45年にわたって手彫りのハンコを作り続けている。そのユニークで個性的なハンコは日本全国・各界に多くの愛用者を呼び、「不思議なハンコ」として都市伝説の一つとなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ともちゅん
9
いろんなblogを読みましたが、この本を読み、山本印店さんの疑問が少し晴れました。私も電話して7日たちましたが、繋がる気配はありません。ても、繋がる日を夢見て!2014/05/27
FFFT
5
ネットでこのハンコ屋さんのことを知り、まずは本を読んでみることにしました。タイトルの通りに不思議なハンコ屋さんの話。新しいハンコが必要だなと思って電話してうまく予約が取れた時、それはその人の運命が大きく動き出している時であるのかな…!?2012/04/24
chaki
4
フリーで仕事をする人に評判のハンコ屋さんらしいという話を聞いてちょっと興味があったので読んでみた。作るか作らないかの参考にしようと思っていて、結構スピリチャルな感じなのかと思ったらそうでもなく。果たして作るのか?やめるのか?2017/07/02
Koki Miyachi
3
個性的なハンコ屋さんの話。かなり評判がいいようだ。ハンコもさることながら、店主の山本桃仙さんが魅力的。注文が途切れない人気がそれを証明していると思う。2022/03/02
たふ
3
もちろんハンコは持っているけど、はさみと同じ「道具」の感覚だった。実際100円ショップで買えちゃうし。考えてみれば、ハナから名入り。貸し借りするような物でもない。実印さえ何となくその辺で作ったような覚えあり。手相のように、印相というものがあるのなら、もっときちんと扱おう。行きたいな、ここ。2019/02/12