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内容説明
19世紀中頃のフランス。当時、服装史に最も通じていたのは、過去の絵画作品に学んでいた画家たちでした。本書は、その時期に銅版画家として活躍したポーケ兄弟のファッションプレート2冊分を再編集したものです。多くの著名な肖像画、風俗画に取材した彼らの作品は、服装史やファッション、イラストの資料としてはもちろん、画集としてもお楽しみいただけます。
目次
5~15世
16世紀
17世紀
18世紀
19世紀
著者等紹介
ポーケ,イポリット[ポーケ,イポリット] [Pauquet,Hippolyte]
1797~1871年。パリの美術学校で学び、銅版・石版の版画家として活躍
ポーケ,ポリドール[ポーケ,ポリドール] [Pauquet,Polydore]
1800年生。パリの美術学校で学び、兄イポリットの協力者として活躍した版画家
徳井淑子[トクイヨシコ]
1984年、お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士課程単位取得満期退学。お茶の水女子大学人間文化創成科学研究科教授を経て、同大学名誉教授。専攻はフランス服飾・文化史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
7
“銅版画”ということばに魅かれて。ポーケ兄弟のことは全く知らずに手にした画集。19世紀半ばのフランスでは、「服装史に最も通じていたのは、過去の絵画作品に学んでいた画家たち」だという。5世紀頃から19世紀まで、世界各地のファッションがまとめられている。その色、デザイン、男女ともに流行の変遷により移り変わっていくのがよくわかる。わたしは、奇妙な大きな帽子のファッションにどうしても目がいく。個性を求めるより、少しでも他者とは違うことをアピールしたい人間の欲望が見え隠れして、興味深い。2015/01/08
ろばこ
4
銅版画家のポーケ兄弟の画集。オールカラー。世界各国のその時代の流行がわかる。なかなか面白かった。2015/01/16
若黎
3
ポンパドゥール夫人はこの絵なんだ、というのはあったけれど、その他は眺めて楽しい本だ。 男性装束もあるけど、やっぱり女性のドレスに惹かれるなぁ。2021/01/31
鏡裕之
1
資料として購入。なかなかよき一冊。2015/01/26
静
0
いくら眺めていても飽きません2018/08/30