ゴッホのプロヴァンス便り―手紙とスケッチで出会う、あたらしいゴッホ

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ゴッホのプロヴァンス便り―手紙とスケッチで出会う、あたらしいゴッホ

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  • サイズ B5判/ページ数 160p/高さ 19X25cm
  • 商品コード 9784837306948
  • NDC分類 723.359
  • Cコード C0070

出版社内容情報

「配色によって詩を綴ることもできるといったら理解できるだろうか。
音楽で誰かの心を慰めるのと同じだ--」

その"絵と言葉"で、わたしたちの心を惹きつけてやまない画家、ゴッホ。
本書は、彼の最高傑作が生まれた南フランスでの3年間に書かれた260通のうち、
半数の手紙を軸に据えた「手紙とスケッチと完成作品」でゴッホを読む1冊です。

家族や画家仲間に宛てた数々の手紙の中で、
ゴッホはスケッチを添え、制作中の作品について語っています。
現在、私たちが目にしている作品を描いているまさにその時、
画家は何を考えていたのか--
当時の彼が置かれていた環境や時間の流れを感じながら、
プロヴァンス地方の明るい色彩を写し取った
美しい作品群をお楽しみいただけます。

感情に任せて筆をふるったと語られることの多いゴッホですが、
手紙の文面には刺激を受けた作家や画家の名前があふれ、
理知的に試みながら絵を描いていたことが伝わってきます。
描くことに懸命に向き合い、もがきながらも光を求めた
彼の切なる“声”は、人間の普遍的な物語として、
現代を生きる私たちの心にも響いてくるようです。

ゴッホの生きた世界をイメージする手がかりとして
巻頭に「人物紹介」、巻末に「トラベルガイド」を収録しました。
画家の姿が瑞々しく立ち上がってくるような手紙文とともに、
あたらしいゴッホの人間像をご堪能ください。

【上白石萌音さん(俳優・歌手)推薦文】
ゴッホが、ゴッホの絵を語る。
光の色、木々の色、季節や時間と共に移ろう心の色……
ゴッホの目に世界はどう映っていたのか、本人の言葉で明かされています。
益々、好きになってしまう人です。

【内容】
はじめに/フィンセント・ファン・ゴッホの生涯/人物紹介
●アルル 到着/黄色い家/海へ/収穫/ひまわり/ホーム/ゴーガン/危機/再発
●サン=レミ=ド=プロヴァンス 精神科病院/絶望?
●追伸:オーヴェル=シュル=オワーズ
フィンセント・ファン・ゴッホの足跡:トラベルガイド/フィンセント・ファン・ゴッホについてさらに知りたい方にお薦めの本/転載許諾および作品所在地

内容説明

「配色によって詩を綴ることもできるといったら理解できるだろうか。音楽で誰かの心を慰めるのと同じだ―」その“絵と言葉”で、わたしたちの心を惹きつけてやまない画家、ゴッホ。本書は、彼の最高傑作が生まれた南フランスでの3年間に書かれた260通のうち、半数の手紙を軸に据えた「手紙とスケッチと作品」でゴッホを読む1冊です。制作中の作品についてスケッチを添え、家族や画家仲間にゴッホ自身が語る手紙の数々。当時の彼が置かれていた環境や時間の流れを感じながら、プロヴァンス地方の明るい色彩を写し取った美しい作品群をお楽しみいただけます。ゴッホの生きた世界をイメージする手がかりとして巻頭に「人物紹介」、巻末に「トラベルガイド」を収録しました。画家の姿が瑞々しく立ち上がってくるような手紙文とともに、あたらしいゴッホの人間像をご堪能ください。

目次

アルル(到着;黄色い家;海へ ほか)
サン=レミ=ド=プロヴァンス(精神科病院;絶望)
追伸:オーヴェル=シュル=オワーズ

著者等紹介

ベイリー,マーティン[ベイリー,マーティン] [Bailey,Martin]
イギリスにおけるゴッホ研究の第一人者で、アートニュースペーパーの記者。2019年にテートブリテンで開催された『ファン・ゴッホと英国(Van Gogh and Britain)』をはじめ複数の展示会を企画し、成功に導いた

岡本由香子[オカモトユカコ]
静岡県生まれ。防衛大学校卒業後、航空自衛隊に10年間勤務。児童書からノンフィクションまで幅広い分野の翻訳を手掛け、ペンネームでも訳書多数

冨田章[トミタアキラ]
東京ステーションギャラリー館長。雪国新潟で産湯を使い、南国別府で温泉に浸かって育つ。慶應大学、成城大学大学院、ブリュッセル自由大学で美術史を学ぶ。そごう美術館、サントリーミュージアム“天保山”を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

氷菓子

9
ゴッホがアルルに行ってから亡くなるまでの間に出した手紙を元に足跡をたどる。以前ゴッホの書簡集を読んだけど、手紙に書いてある絵をいちいちは検索できなくて読み流してしまった箇所が多かったので、手紙の内容、手紙に添えたスケッチ、実際の絵を同時に見られるというのはすごく便利というか、ゴッホのこういう本を作って欲しかった!と感動。画集としてパラパラめくって気になる絵のところを見れば、その絵が描かれた時のゴッホの生の声を読むことができるのも贅沢。2023/08/06

kaz

3
ゴッホの絵はかなり観ているつもりでいたが、それでも初見のものも多々。スケッチも楽しい。図書館の内容紹介は『南フランスで過ごした3年間に、画家ゴッホは多くの傑作だけでなく、膨大な数の手紙を残していました。家族や画家仲間に宛てた、制作中の作品についての手紙やスケッチとともに、美しい作品群を紹介します』。 2023/06/23

Hanna

2
絵だけでなく、手紙も添えられていることで、ゴッホについてよく分かる一冊。繊細な心ゆえ、磨かれた芸術性。2025/04/06

イコ

2
手紙だけだと何の絵を指しているか分からないが、書いていた絵も載っているので理解が深まる。絵だけではなく、手紙もあってこそ、ゴッホは偉人になったのだろう。2024/05/16

コンタミ

2
◎。ゴッホ展のショップに置いてあったので。ゴッホ本は山ほどあるが、本書は手紙に焦点を当てているのが良い。弟のテオをはじめ、家族・友人宛の手紙を通して、彼の生涯をたどることができる。代表的な作品がオールカラーで掲載されているのも嬉しい。エキセントリックなイメージが強い画家だが、彼の手紙を読むと理知的でインテリな面がよく見える。シェイクスピアを原文で読むレベルで英語ができるし、ワーグナー等の音楽の話もよくしている。「人を絵で癒したい」「仕事(=絵を描く)をしなければ」ということを繰り返し書いていて、真面目。2024/04/30

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