舞台裏おもて―歌舞伎・文楽・能・狂言

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  • サイズ A5判/ページ数 247p/高さ 15X15cm
  • 商品コード 9784837306306
  • NDC分類 774
  • Cコード C0074

内容説明

舞台の裏ってどうなっているの?衣裳や装束はどうやって着けるの?鬘は?小道具は?大道具は?豪華な監修陣を迎え、普段は知ることのできない舞台裏を貴重な写真で紹介します。

目次

第1幕 歌舞伎(歌舞伎の魅力;歌舞伎の歴史;歌舞伎鑑賞の楽しみ 歌舞伎十八番 ほか)
第2膜 文楽(文楽の魅力;文楽の歴史;文楽鑑賞の楽しみ近松門左衛門 ほか)
第3幕 能と狂言(能と狂言の魅力;能と狂言の歴史;能楽鑑賞の楽しみ世阿弥の精神 ほか)

著者等紹介

山田庄一[ヤマダショウイチ]
大正14年大阪生まれ。京都大学医学部薬学科卒業。岐阜薬科大学助教授、毎日新聞記者を経て国立劇場勤務。劇場芸能演出室長、同副部長、調査養成部長を歴任し、昭和57年より国立劇場理事を務める。任期満了後、国立能楽堂主幹を務め、平成3年に定年退職。以後、歌舞伎・文楽の演出を多数手掛け、古典の復活上演や新作のための台本制作にも意欲的に取り組む

吉田簑助[ヨシダミノスケ]
本名、平尾勝義。昭和8年8月8日大阪生まれ。15年6月、三世吉田文五郎に入門。17年3月、桐竹紋二郎と名のり翌年6月「絵本太功記」三法師丸で初役。23年8月、桐竹紋十郎の門下となる。36年6月三代吉田簑助を襲名。平成6年5月、重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定される。現代文楽を代表する立女形。吉田玉男らとともに現代の文楽人形遣いを牽引している。平成10年大病を患うも、芸に対する熱い情熱で翌年みごと復帰を果たし、現在も舞台上で多くの観客を魅了し続けている

大藏彌太郎[オオクラヤタロウ]
能楽師大藏流狂言方。本名、大藏基嗣。昭和23年3月15日、第二十四世宗家大藏彌右衛門の長男として生まれる。父に師事。53年10月「唐相撲」の唐子で初舞台。72年9月「釣狐」を初演。平成元年大藏宗家の成人名である大藏彌太郎を襲名。平成17年3月第二十五世として宗家を継承する。父の型に忠実で堅固な芸風を受け継ぐ。アメリカ・ヨーロッパ・アジア・中東と海外公演も多い。舞台活動の一方で、東京・千葉・名古屋・伊勢・奈良・兵庫等各地の稽古場で狂言の指導・普及に努める。日本能楽会・能楽協会会員

岩田アキラ[イワタアキラ]
昭和23年神奈川県生まれ。松竹写真部を経て現在、国立劇場、国立能楽堂嘱託写真家。芝居とそこに携わる人々をこよなく愛し、舞台写真や芝居に関わる歴史文化を独自の視点で撮り続けている。歌舞伎、文楽、能、狂言、落語など古典芸能の他、文化風俗にもカメラを向ける。国立劇場、デュッセルドルフほかで写真展を開催。日本写真家協会・能楽写真家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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tama

7
図書館本 狂言検索で発見 裏方仕事が好き(自分でするのも) いい本!監修も写真(一杯)も凄くいい。初めて知ったこと多数。裏方の分業進んでるのが歌舞伎。一番古い形なのが狂言みたいだ。文楽も凄い。特に主遣いが自分で人形組み立てる、衣装付ける。にビックリ。人形の頭は各劇場が所蔵し、手足は人形師所有って知らなんだ。狂言師は裁縫道具を持ち歩くって凄い。どうしよう、今からでも買おうかな、この本。2019/05/21

elduquec

2
写真がきれい。2017/04/16

Shosei

1
「近松名作集」で近松作品を一通り読んだことがある程度で、自分は本書で紹介されている舞台のどれも観たことがありません。本書で色々なことを初めて知りました。歌舞伎は「歌」と「舞い」と「技」を魅せる舞台であること。人形浄瑠璃が文楽になったこと。元は一つだった能と狂言が室町時代に分化したこと。歌舞伎や文楽は大道具小道具がありますが能楽(能と狂言)は道具が殆ど無く役者の演技によって場を観客に想像させること。文楽の足遣い・左遣い・主遣いが足十年、左十年と長い修行を要するのは、まさに日本の伝統的職業といった感じですね。2020/09/02

なお

1
文楽鑑賞前に予習。2013/11/18

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