内容説明
本書では、鉛筆・色鉛筆・水彩色鉛筆・パステル・水彩・ペンなど、基本的な画材の特徴を生かした風景画の描き方を紹介しています。それぞれの画材の基本テクニックを一通り学んだ後、風景のテーマごとの失敗例と解決方法をよく見ることで、あなたの風景描写は驚くほど上達していきます。
目次
画材
線の表現テクニック
水彩テクニック
ミクストメディアのテクニック
失敗の直し方
構図の中の遠近法
トーン/色の明暗
色の使い方
俯瞰の遠近法
屋外で絵を描く
空と雲
水
山と丘
橋や建物
田舎、都市、街の風景
木や森林
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よこしま
21
実を申し上げますと、本当に似非理系でありまして。これは東野圭吾さん以上かなとも。学生の間、なにを一番やっていたかと述べると殆ど製図でして。◆流石に水彩画ではありませんでしたが、最初の1,2年は製図を巧く描きあげるため、スケッチの課題も多くて。暑いの寒いの関係なく、バイトかスケッチ(苦笑)◆遠近法は当たり前のことなのですが、分かっていても描いていてズレてます(汗)著書を読んでいても、失敗例の画のほうがよっぽど上手いです。◆ですので、西洋東洋問わず全ての建築物を見て廻った、伊東忠太氏は天の上のお方です。2015/02/28
もい
2
色々な道具を使った技法が書いてあります。 使いこなせたら、かなり絵の幅が広がりそう。 一回読んだだけでは難しい部分もあるので、また読み直したいです。2016/01/08
未読太郎
0
この本が言いたいことはただ一つ。「ネガティブシェイプ」が大事すぎる、ということ。図と地の関係だとか頭で理解はしているけど、描いてた時は忘れてしまう。ということを思い出させてくれる本。今は絵ではなく脚本を勉強しているので思い出すだけです。。でも、ネガティブを際立たせて絵を浮き上がらせるのと、シリアスなシチュエーションを作ってキャラクターを立たせるという、クリエイティブの基本的な考え方は同じなんだろうな。2016/01/23
月雪 花那
0
参考になりました。早く上手くなりたいです。2019/10/05