内容説明
本書は、万葉集に登場する冬の草花の描き方を写真やイラストで丁寧に解説した、初心者向けの水彩技法書です。ツバキや松竹梅などなじみ深い花の基本的な描き方から、年賀状やはし袋などちょっとした小物の作り方まで、暮らしに絵を活かす楽しいヒントも満載。太古の人々が愛で讃えた冬の草花の生命力に、元気をもらえることでしょう。巻末に簡単に塗れる下絵集が付いているので、初めての方でも安心して始めることができます。
目次
第1章 吾が里に大雪降れり―雪あかりに咲く花(雪の中;はるな(フキノトウ)
やまたちばな(ヤブコウジ) ほか)
第2章 新しき年の始めの―寿ぎの草花(いやしけ吉事;たまばはき(コウヤボウキ)
まつ(マツ) ほか)
第3章 旅人の宿りせむ野に―旅先に咲く花(郷愁の旅路;わたの実(ワタ)
うめ(ウメ) ほか)
著者等紹介
丹羽聡子[ニワサトコ]
昭和19年生まれ。香川県丸亀市出身。水彩歴30年。大潮会会員。書道歴35年。サンケイリビング新聞社リビングカルチャー武蔵野講師(季節のハガキ絵)。杉の子会(書と絵の同好会)主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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