内容説明
きっかけは日常の会話から、国籍の違う3人の出会い。ファインダイニングには極上のビールが必要。まずは入念な市場調査から。カリフォルニアの専門機関にレシピ開発を依頼。徹底的にこだわったラベルデザイン。初出荷分を目の前にして広がる不安。人数=成長とは考えない…日本初のラグジュアリービールはこうして生まれた!
目次
序章 ラグジュアリービールという新常識に挑む
第1章 ラグジュアリービールが生まれたきっかけ
第2章 ツテもなく一流レストランに飛び込んだ
第3章 世界トップのブランドをめざす
第4章 ラグジュアリーな世界観を築くために
第5章 シャンパンラバー&ワインラバーに選ばれるために
終章 「より特別」な人生を歩んでいただくために
著者等紹介
若林洋平[ワカバヤシヨウヘイ]
メゾン・ロココ株式会社代表取締役社長。1987年、東京都生まれ。中学から大学院までの11年間アメリカへ留学。ニューヨーク州にあるロチェスター大学(マーケティング修士)卒業後、日本へ帰国。外資系消費財メーカーにて複数カテゴリーのブランド・マネジメントに従事。東京で、2017年日本初のラグジュアリービール『ROCOCO Tokyo WHITE』を立ち上げ、代表を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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おいしゃん
27
日本を変える、というのはさすがに大袈裟ながら、日本のハレの食事のシーンを変えたビール、と言っても過言でないなと感じた。 1本2,000円な上、ミシュラン星付きのレストランでしか提供しないので、お目にかかる機会があるかは微妙だが、一度は飲んでみたい。2021/10/15
えんど
7
国内外300種類以上のビールを飲んでるビール好きだけどロココビールは知らなかった。なぜか。高級レストラン専用なのでBarでIPA飲んでる自分は知らなかったと納得した。しかし課題を見つけて戦略をつめていくのがリスペクト。まだまだニッチでブルーオーシャンな市場ってあるんだなと思った。2021/02/07
ねも
5
先日の販促EXPOで著者のセミナーを聞いたので興味が湧いて読んでみました。たしかにラグジュアリービールって今までに無かったし無いのが当たり前だから誰も気づかなかった。自分はビールが飲めないけどロココビールは飲んでみたいと思った!2022/04/09
ココアにんにく
3
ファインダイニング(恥ずかしながら初めて知った言葉)での乾杯は定番シャンパンじゃなくビールが飲みたい!しかしそれに見合ったラグジュアリーなビールがない。誰かが作ってくれるのを待つのではなく「ないなら自分で作ろう!」という話は最初からドラマチックでした。商品作りにお店の人などが試飲を通して参加しているのが面白い。本書に登場のエスキス若林英司さん出演の「あてなよる」は大好きな番組。NHKなので商品名は出ませんが特徴的なラベルは記憶に残ってます。調べるとECで販売していた。欲を言えばお店で料理と合わせてみたい2023/03/09
山口 公大
2
ロココの成り立ちやこだわりがわかる本。ブランドを作って美味しいものを作る人は多いけど、高級店を練り歩いて、意見をもらって、巻き込みながら作り上げていく胆力が見習うところが多かった。2021/01/01