内容説明
今、演芸が面白い!演芸写真家、席亭、落語作家、プロデューサー、演芸専門誌の編集者など、演芸の舞台を裏側から支える十名のインタビュー本。それぞれの側面から今の演芸界をどう見るのか?
目次
第1の焦点 「この噺家を聡け!」広瀬和生
第2の焦点 「老舗だからこそ新しいことを」鈴木寧
第3の焦点 「北沢タウンホールの挑戦」野際恒寿
第4の焦点 「笑いの場をつくり続ける」木村万里
第5の焦点 「横浜に根付く演芸の拠点」布目英一
中入り もう一つの焦点 さだまさし×橘蓮二対談
第6の焦点 「らくこを生み出す渋谷らくご」サンキュータツオ
第7の焦点 「本とコーヒーと落語と」青木伸広
第8の焦点 「落語ムーブメントの伴走者」佐藤友美
第9の焦点 「落語作家が考える落語の未来」小佐田定雄
第10の焦点 「演芸の焦点」橘蓮二
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
toritaro55
6
らくごころ〜落語心〜、良い本ですね。 落語を裏方で支える席亭さんや、情報誌編集者、プロデューサー、らくごカフェ代表、落語写真家、落語作家! 彼らのお話を伺うにつけ、何と幅も奥行きもある世界なんだろうと思う。 写真家・橘さんの写真もイイ。 地味でも、東京かわら版の編集人、佐藤さん。素晴らしいお仕事、ありがとう。愛読しております。2016/05/01
toritaro55
4
再読だけど、落語カンバック!って心境かな。2016/08/10
imagine
2
掲載されてる写真がいいなあと思ったら、撮っている橘蓮二さんが企画された本だった。どうりで全体的に落語に対する愛情がよく伝わってくる。残念なのがテキストパート。行間がやたら空いていて読みづらく、対話では質問者と回答者の判別が困難。キーパーソン10人のプロフィールには写真も欲しかった。巻末に、ありがたい写真名鑑と演芸スポット案内が。寄席に行ってみよう!2017/01/14
qoop
2
席亭、興行師、作家など、落語業界を裏で支える人々へのインタビュー集。それぞれの視点で語られる今の落語の魅力と、それに関わる愉しさとを伝える一冊。各氏が言及する旬の落語家たちの高座写真も盛りだくさん。写真と文章から、この会でこの人を聴いてみたいと思わせられた。惹かれる写真が多い中で、やはり目が止まった一枚は喜多八師。柔らかい笑顔を見つつ、もうこの師匠の高座に接することは不可能なんだな、と思うと…2016/07/20
funkypunkyempty
1
★★★★☆ 3年前に読んでた(笑)。落語を聴き始めて丸4年、本当に面白い。橘さんの写真を見ながら早くまた落語会に行きたいと気持ち引っ張られた。2021/02/09