内容説明
ＰＬ学園野球部には金の卵を大きく育てる“虎の巻”がある。ＰＬ学園出身のスター選手が隠された秘密を語る。
目次
失敗はない。経験は必ず後から生きてくる―桑田真澄
自分の“姿勢”を見せないと人には何も言えない―宮本慎也
大切なのは、運を引き寄せるために何をするか―立浪和義
夢は逃げない。自分が夢から逃げるだけ―清原和博
必死に取り組めば何かが見えてくる―木戸克彦
神経を張りめぐらせれば相手の気持ちがわかる―金石昭人
野球を通じて人間性が鍛えられた―吉村禎章
心の部分がしっかりしていれば技術は伸びる―片岡篤史
勝利と敗北の差を知ってチームが強くなった―野村弘樹
大事なのはハート。意欲と目標を持っているか―中村順司
『桑田二世』にふさわしい実力をつけたい―前田健太
著者等紹介
橋本清［ハシモトキヨシ］
１９６９年、大阪府生まれ。１９８７年、ＰＬ学園の投手として、甲子園春夏連覇を達成。高校卒業後、読売ジャイアンツにドラフト１位で入団。江川卓投手の背番号３０を引き継いだ。セットアッパーとして、１９９４年のリーグ優勝、日本一に貢献した。長嶋茂雄監督に重用され、抑えの石毛博史投手への継投は『勝利の方程式』と呼ばれた。２００１年現役引退。現在はテレビやラジオで野球解説・コメンテーターとして活躍するかたわら、各地の野球教室などで野球の普及活動にも取り組んでいる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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こんじろん
6
プロ野球に進んだPL学園OBのインタビュー集。 内訳は選手１０人と中村順司監督。 題材が超一流選手だけにそれぞれの話は大変興味深いが、「PL学園OBはなぜプロ野球で成功するのか？」という問いに対する答えは全員同じ。掘り下げて聞き出せていない。著者は自らもPL学園OBであるという最強の武器を全く生かせていない。この手の本にありがちだが、相手が語ってくれた話をただ文章にしただけ。巻末に「プロ野球に進んだPL学園OB」の一覧が載っているが、所属球団やポジションの間違いが目立つ。自分が見つけただけでも4ヶ所。2009/09/10
読書人
3
70人以上のプロ野球選手を排出しているとは驚きですね。PLは阪神タイガースにも勝てるんちゃうか？とタイガースが揶揄されていたことを思い出しました。私が高校生の頃、PL学園は全盛でした。今では、プロ野球選手になった人達もほとんどが引退し、高校野球の大阪代表は大阪桐蔭、履正社など他の強豪校が隆盛で、時代の流れを感じます。2014/05/31
シロー
1
最近は大阪桐蔭に逆転された感がありますが、広島の前健は楽天の田中と並ぶスーパーエースですし、今後も良い選手を輩出してほしいですね。2012/07/01
ライアン
1
桑田さんの話が一番良かった。伝統って素晴らしいね。あと「心技体」最後にモノをいうのは心なんですな。2010/03/25
ウマカラス
1
80年代のPLを知ってる人間なら、きっと読み応えがあるはず。なかでも木戸、片岡の章が特におもしろかった。2009/06/21
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- 和書
- クリフハンガー 二見文庫
