待機晩成―日本一の脇役が語る人生の美学

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784835617077
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0095

内容説明

映画『武士の一分』徳平役で日本アカデミー賞最優秀助演男優賞受賞した、名脇役・笹野高史の人生に学ぶ、現代の人間の一分とは。

目次

先が見えているものより、見えていないほうに賭ける
我を張らずに素直に受け止める
無理はしない
愛嬌は、武器である
「できない」とわかったところから、見えてくるものがある
器用貧乏のカメレオン俳優
徹底的に観察&メモする
自分なりに潮時を把握する
ボスを見極める
遊びを楽しむ余裕を持つ
つねに新人の謙虚さでのぞむ
どうしても譲れないこだわりたいことがある
「ポジション」、「仕事内容」、「報酬」
人生の計算など、疲れるだけである
いつでも一生懸命であれば、誰かがかならず認めてくれる
いつでも対応できるように心がける
「怠け者だから……」と言える生き方に責任を持つ
天才的、渥美清さんの「音」
「渥美清」という不思議なオーラ
親切は、かならずかえってくる
得がたい友を持つ
自分なりのプライオリティを持つ
無駄なことをいっぱいやってみる
自分の中に、「暗闇」を持たない
逆風の中でも支えてくれる人こそ真実
ときには恨まれてでも、チャンスは掴む
死に物狂いで期待に応え続ける
ただ「風景」になる
伝説を体現し続ける男
ワンシーンを愛する
幸せの黄色いポルシェ(あとがきにかえて)

著者等紹介

笹野高史[ササノタカシ]
1948年6月22日、兵庫県淡路島生まれ。日本大学芸術学部中退。串田和美主宰の自由劇場『上海バンスキング』のバクマツ役などで注目される。そのほかミュージカル『ミスサイゴン』や映画では山田洋次監督作品『男はつらいよ』シリーズ、『釣りバカ日誌』シリーズ等、コクーン歌舞伎など、幅広いフィールドで縦横無尽に活躍している。『武士の一分』徳平役で日本アカデミー賞最優秀助演男優賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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きみたけ

59
著者は、映画「武士の一分」徳平役で日本アカデミー賞最優秀助演男優賞受賞した俳優の笹野高史さん。本人曰く「ちゃんと順番を守って行儀よく待っていたら評価していただけるようになった」ということでタイトルを「待機晩成」にしたとのこと。売れない演劇時代、名優渥美清との出会い、親友柄本明とのエピソードなど、名脇役笹野高史がよく分かる2008年発刊のエッセイ本。本の裏表に描かれた笹野さんの笑顔が印象的です。2023/08/18

退院した雨巫女。

12
《私-図書館》好きな俳優さんのひとりです。仲間に恵まれている。もっと家族の話ききたかったなあ。2023/05/29

ぐだぐだ

2
表紙!主役なのに半分きれてるよ!って感じで一歩引いたようなお人柄。2019/06/12

シュースケ(ザ・うすくら~ず)

2
笹野さんの自伝本。印象はマイペースな方。子供のころに苦労された。でも、明るい方。昔、淡谷のり子のものまねで番組に出たのを思い出す。2011/11/26

ロビー

2
笹野版私の履歴書でした。彼の周りのひとたちが輝いて見える。そういうのが上手な人なんだろう。2010/05/10

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