史上最強のオペラ

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  • サイズ B6判/ページ数 343p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784835616285
  • NDC分類 766.1
  • Cコード C0073

内容説明

世界最大のオペラハウス、メトロポリタン歌劇場にようこそ。ここでは最上のオペラが連日のように繰り広げられています。では、幕が上がるまで歌劇場の奥の奥へ、あなたを特別にご案内しましょう!ナビゲーターは歌劇場の総支配人、ジョセフ・ヴォルピー。見習い大工から総支配人にまで上りつめた、アメリカンドリームの体現者。42年間をメットで過ごした男、ヴォルピーは、“強烈なエゴと政治的策略”が複雑に絡み合ったこの巨大な帝国を鋭い洞察力で分析しながら、トップに上りつめていくまでの葛藤を吐露。ルチアーノ・パヴァロッティ、プラシド・ドミンゴなど世界のスター歌手やフランコ・ゼフィレッリ、ロバート・ウィルソンなどの舞台美術家との温かい交流も語ってくれます。60年代から今日までのニューヨークも克明に描かれ、この本はまさに第一級のエンターテインメント!さぁ、準備はいいですか。メトロポリタン歌劇場を知り尽くした男による門外不出、究極の年代史、『史上最強のオペラ』、いよいよ始まります。

目次

見習い(“もう少しの辛抱だ”;いつも動きまわっていた;キング・ファルーク;メットの桟敷席;多すぎる雲;“この仕事をやれるか?”;劇場の男;川から橋へ飛び上がって…。;ツキを呼ぶ男)
ザ・ボス(ジミーと呼吸を合わせて;バトル賛歌;新しいプリマ・ドンナたち;遊び場;シャム双生児;ブランコ曲芸師;トンネルの先に明かりは見えず;クラブ;新しいクラス;我が家;天使)

著者等紹介

ヴォルピー,ジョセフ[ヴォルピー,ジョセフ][Volpe,Joseph]
1940年ブルックリン生まれ。1964年に見習い大工としてメトロポリタン歌劇場に加わり、その後大道具主任、技術部長を経て、1990年には同歌劇場初めての生え抜きの総支配人となる。ヴォルピー氏の着想によるメトロポリタン歌劇場独自の同時字幕装置「メット・タイトル」や自動発券システムの設置は高い評価を受け、また同氏の下で実施された経営改革や財政管理は、同歌劇場を音楽的、制作的な面からも世界で最も高い水準に維持することを可能にした。バレリーナだったジーン・アンダーソン・ヴォルピー夫人と娘とともにニューヨーク在住。2005~2006シーズンを持って、総支配人を引退

佐藤真理子[サトウマリコ]
東京生まれ。早稲田大学卒業後、航空会社、出版社勤務を経て2000年に独立。現在(株)インプレザリオ、代表取締役社長。同社発行の“大人のための知的好奇心マガジン”『ACT4』編集長。TOKYO FM、ミュージックバードにて放送中の「佐藤真理子のACT4」パーソナリティを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ゆりあ

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メトロポリタンオペラの総支配人による回想録。オペラを上演する立場からの回想録なので、裏方の仕事や、歌手の話などが実名で語られているので、ゼフィレッリファンとしては、彼のオペラでの仕事の様子もわかって興味深く読んだ。また、実名の上がっている歌手達の舞台を見たり、歌を聴いてみたいと思った。2015/11/28

あれっさんどろ

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裏話としての魅力はたっぷり、改めて何冊かこころから読んでみたい本がでてきたので資料としての価値はあるが、じゃっかん、おれってすごいーオーラが笑。さりげなく努力していたことも描かれるが。一番勉強になったのはやはり、ビジネスと芸術の分離、アルテとアートの分離と融合かなぁ。2019/07/02

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