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嫌われ松子の一年

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  • サイズ A5判/ページ数 247p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784835616261
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0095

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takaC

53
面白かった。2017/11/02

riviere(りびえーる)

30
美貌の女優にして文筆家の著者。映画『嫌われ松子の一生』撮影の舞台裏を生き生きとというか丁々発止、刺激的に書いていてとても面白かった。天才だけれど人としてどうよという発言もある中島監督。彼にうんざりしながらも一歩も引かず映画製作を続ける撮影現場の熱い雰囲気が伝わってきた。ある意味暴露本なのに嫌な感じがしないのは中谷美紀さんの懐の深さか。子役や美味しそうな食べ物の話、オフのヨガの話題がいい息抜きになっている。2020/08/07

D21 レム

27
過酷な映画撮影日記。『下妻物語』の中島哲也監督の毒舌ぶりと打ち込み方が厳しく、それを打ち返す中谷美紀もさすが。心身ともにボロボロな感じだ。子役がしっかりしているのに驚いた!追い込んで不眠不休の撮影。雪の降り具合など「映像の完成度を優先するあまり、俳優の感情やリズムをないがしろにされ続けた」とあるが、監督は俳優に対しても完成度の高さを要求する。撮影の合間の食事内容が詳細で、すごくおいしそうだった。休日にはヨガや茶道やマッサージ。それにしても、どのシーンも破壊的な映画で、中谷さんとは真逆では?2015/06/18

しーふぉ

26
映画、嫌われ松子の一生の撮影中の日記です。監督の中島哲也の罵詈雑言に耐え、時に反発して、現場から立ち去ることまでしてしまう。それでも最後は大好きな監督となっているようだ。原作は大好きだから映画は見たいような見たくないような。2020/09/12

こうすけ

20
映画『嫌われ松子の一生』の主演女優・中谷美紀の撮影日記。よくある映画のメイキングとは違い、鬼監督との罵詈雑言のやりとりを一切隠すことなく綴った毒舌エッセイ。撮影放棄のエピソードや他の出演作の悪口なども包み隠さず語る豪胆ぶり。反面、撮影時に出される食事について、こつこつ丁寧に書き留めているのが微笑ましい。しかし、それにしても誤植が多すぎる。こんな名文なのにもったない。2021/03/03

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