内容説明
「生きる」「七人の侍」「用心棒」「影武者」「乱」など、1998年に他界するまでに30本の監督作品を残した巨匠・黒沢明。その厳しくも楽しい現場を体験してきた15人の出演者達が、それぞれの“黒沢感”を語り尽くした万人必携の証言集。
目次
仲代達矢
菅井きん
加藤武
香川京子
三橋達也
山崎努
二木てるみ
頭師佳孝
松村達雄
井川比佐志
油井昌由樹
隆大介
原田美枝子
大宝智子
三船史郎
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
13
黒澤明監督の映画に出演した15人のインタビュー。黒澤明というと、気むずかしい、怒鳴るというイメージがあるが、この本からは実際は、映画を離れるとやさしくユーモアのある方ということを知った。黒澤映画、もう一度見直してみたくなった。2014/03/29
FK
0
インタビュー。それぞれに黒澤との思い出を語る。/私は俳優にとって大事なのは集中力だと思っていますが、集中するために大事なのは安心感なんです。(P.181 井川比佐志)/俳優だけではない。誰だって安心感がなければ良い仕事はできない。その意味でも終身雇用制をつぶしてしまった日本社会はどうなることやら。 2005/05/04
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