私の異常な愛情―不肖・宮嶋流 戦争映画の正しい観方

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  • サイズ B6判/ページ数 264p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784835609584
  • NDC分類 778.04
  • Cコード C0074

内容説明

読んでから観るか、観てから読むか。誰よりも戦場を知り、誰よりも戦争映画を愛す男戦場カメラマン不肖・宮嶋が書き綴った戦争映画の偏愛評全24作品、遂に発刊。

目次

『戦争と人間』1928~39 日本in中国 満州事変→日中戦争→ノモンハン事件
『ダーク・ブルー』1939年 ドイツのチェコ侵攻
『トラ・トラ・トラ!』1941年12月8日 第二次大戦 太平洋 日米開戦
『U‐571』1942年 第二次大戦 大西洋 連合軍vsドイツ軍
『スターリングラード』1942~43年 第二次大戦 ヨーロッパ東部戦線 ソ連軍vsドイツ軍
『戦争のはらわた』1943年 第二次大戦 ヨーロッパ東部戦線 ドイツ軍vsソ連軍
『プライベート・ライアン』1944年6月 第二次大戦 ヨーロッパ西部戦線 ノルマンディ上陸 米軍vsドイツ軍
『遠すぎた橋』1944年9月 第二次大戦 ヨーロッパ西部戦線 連合軍vsドイツ軍
『バルジ大作戦』1944年12月 第二次大戦 ヨーロッパ西部戦線 連合軍vsドイツ軍
『ひまわり』1944年以降 第二次大戦/ヨーロッパ東部戦線後日話 イタリア軍vsソ連軍〔ほか〕

著者等紹介

宮嶋茂樹[ミヤジマシゲキ]
フォトグラファー。昭和36年、兵庫県明石市生まれ。日本大学芸術学部写真学科を卒業後、昭和59年よりフライデー(講談社)編集部専属カメラマンに。昭和62年からはフリーランスの報道カメラマンとして、世界中の紛争地を命がけで取材し、数多くのスクープ写真をものにする。古くは東京拘置所内のオウム真理教・麻原彰晃をスクープし、編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞を受賞した
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nizimasu

4
報道カメラマンで戦場や自衛隊の撮影でも定評のある宮嶋カメラマンがこれまで観てきた戦争映画をメジャーから超マニアック作品まで紹介している。基本的に戦争映画を男の子の通過儀礼的にとらえている御仁だけに男臭い作品になると俄然筆致がエキサイトしてくるというのが読んでいてどの作品が面白いのかを知る上での参考になる。名作でも「スターリングラード」のようなソ連の横暴ぶりを知るような映画はなかなか日本人にはなじみがないけど丁寧に解説もしたり「ワイルドギース」のような傭兵にもシンパシーを感じていたりと見たい作品も増えたな2015/11/09

totssan

1
 不肖宮嶋ファンとして本書の存在を知らなかった愚を恥じる。違うか。指摘される見所は、いずれも実に納得のいくもので「・・ワカル」と怪しくつぶやきつつ読了。2本しか見たことがなく、他をぜひ見たい。戦争物よりはわかりやすいハリウッド勧善懲悪ヒーロー物や古い功夫物ばっか見てきたので、見聞を広めるためにもこのジャンルに挑戦したい。しかし、いずれもエグいためちょっと勇気が必要か。2023/06/15

リリコッテ

0
戦争映画好きの私としては大変参考になりました。 いつもの語り口で映画の感想や、そのた色々を書かれています。 紹介されている映画は可能な限り見てみようと思いました! もちろんこの本を片手に! でも、不肖と同じようにカメラマンの挙動や、 俳優のセリフや、軍服や階級章や、武器の種類までなかなか目ざとくみれないのですよね~。 知識不足ということでしょうけど・・・ 勉強の必要性をかんじました!2014/12/04

にやり2世

0
後半の写真に一瞬ん?となる。ほとんど観たことない。2014/06/21

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