内容説明
最後の恋は貞心尼。ならば初めの恋は誰であったか。良寛と幼馴染みだったもうひとりの女性、維馨尼との知られざる純愛を、史実をもとに検証する。
目次
第1章 維馨尼への旅―良寛心のふるさとへ(維馨尼桜;与板の夕暮れ ほか)
第2章 与板素描―懐かしき追憶(直江兼続と与板藩など;大坂屋三輪家の系譜 ほか)
第3章 三輪家書簡類から―浜田古文書(古新聞紙に包まれた書簡類の束;歌合せ ほか)
第4章 万葉恋歌―維馨尼へ「万葉の花束」(万葉朱註;万葉読むべし ほか)
終章 月の兎―老いて休まず み経求めて(大蔵経請来顛末;蔵経請来余聞 ほか)
著者等紹介
吉井和子[ヨシイカズコ]
昭和5年12月生まれ。全国良寛会会員、短歌結社「サキクサ」特別同人
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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