内容説明
デリー中央第一刑務所第二収監区、これがデリーを中心としたエリアの主として麻薬に関する外国人犯罪者が収容される刑務所である。ぼくはデリー中央刑務所の断片を描いた。ドラッグと人種が渦巻く坩堝の中で…。
著者等紹介
服部富久[ハットリトミヒサ]
1945年生まれ。1974、76年、インド・ネパールを中心にアジアを旅する。1990年、3度目のインドへ旅立つ。1994年10月、デリー警察に逮捕され、デリー中央第一刑務所へ収監される(逮捕理由…スメック120グラム所持、現行犯逮捕)。1995年9月、保釈される。12月、大使館の忠告でデリー中央精神病院(薬物治療のため)に入院する。退院後、ネパール・カトマンズへ逃亡する。1996年1月、帰国。97年末まで日本の精神科で薬物の後遺症と依存症の治療を受ける。1998年、全ての治療が終わり、今は小さい会社だがチーフとして働いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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