内容説明
最近では、共観福音書(マタイ、マルコ、ルカ)や、新約聖書の中で難解とされてきた箇所のほとんどが、ヘブル語特有の文法や慣用語を考慮せず不自然なギリシャ語に訳されていたという前提に立ち、従来とは異なった角度からの新約聖書解明が進められています。本書では、デイビッド・ビビン氏らの研究に基づいた最新解釈のほか、聖書の真理を裏づける興味深い科学情報、ならびにヘブル語聖書(旧約聖書)に基づく新解釈等を「補注」に掲載しました。
目次
1 概要
2 福音伝道、準備期
3 ガリラヤ近辺での宣教
4 ガリラヤからエルサレムへ
5 エルサレム市内での宣教
6 受難と復活
著者等紹介
フルダ・K.伊藤[フルダK.イトウ]
英国で聖書学、クリスチャン・カウンセリング、牧会学、ユダヤ教とキリスト教関係論を学び、ケンブリッジの神学校CJCRで修士号取得。「神の国」について独自の説を提唱。英国での牧会を経て、1995年フルダ・ミニストリーを設立。聖書の説き明かし、福音伝道、カウンセリングに従事し、今日に至る
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