内容説明
おじいさんに赤い本を託され、旅立ったサジュエ。戦いが始まり、街が炎に焼かれ、都市が雷で滅ぼされる。奪われた大切なものを取りもどすため、邪導師の城を目指すさまざまな人たち。しかし、そこで待ち受けているものとは―。綿密なストーリー展開と豊富なキャラクター設定、子どもから大人まで楽しめる物語。
著者等紹介
伊藤英彦[イトウヒデヒコ]
1965年生まれ。愛知県春日井市出身。地方公務員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たるき( ´ ▽ ` )ノ
37
ルイジがかっこよかったなー(*´∀`*)すごく面白いというわけではなかったけど、読んでいて退屈はしなかった。邪神に対しての返答、素晴らしい!!冷静な切り返しだなぁと感心した。2020/01/31
yui
34
終盤の戦いのシーンがわりとあっさりしているとは思いましたが、児童書なのでそうなるでしょう。上巻から通して登場人物、設定すべてが面白くて一気に読みました。何よりこの本を読んだ時は、「魔法」という言葉だけで楽しくなれる年頃でしたので。2016/02/03
ムー
14
上下巻合わせて時間がかかりましたが、ようやく読了。ルイジの男前な性格は、とても心強い。そんなルイジによって完璧に作り上げられたルイは、魔法に匹敵する強さで驚いた。リアンジュの正体が、あの人物だったなんて!そしてサジュエが旅の中で成長していく様は、素敵だった。2019/02/22
たぬ
12
☆4.5 絶対に出てくるはずと確信していたヤンリ殿下がちっとも出てこず予想外したかな(たはは☆)と思ってたら…! うわぁマジかと呟いてました。倒したい相手は同じでも一枚岩とはいかないのがじりじり。敵もさすがに狡猾で何重にもトラップを仕掛けていて「おもな登場人物」掲載のキャラでさえ無残に殺されてしまう。でもハラハラ以上にわくわくする気持ちがずっと持続してた。下巻にも様々な種族が出てきます。漫画化してくんないかな~。2024/11/24
アールグレイ
7
(上から目線になってしまうけれど、)広げた風呂敷が、予想外な畳まれ方をしたかも。決して斬新な展開ではないけれど、上巻を読んだあとに受けた印象に反して、綺麗にまとまったな…と思った。いろんな王道エピソードをぎゅっとまとめた本という感じ。小学生の頃とかに読めばどきどきわくわくしてとても楽しんで読めたかも。2019/01/22