内容説明
ドイツワインの歓び。箱舟に積んで洪水の引いたあとも、ノアが飲んで長寿を楽しんだという大昔から、僧院で銘酒が作られている今日も、ドイツワインは神の酒です。名酒の誉れ高いドイツワインにまつわる話題を豊富に披露する。
目次
1 ドイツワインは神の酒(マルチン・ルター)(私のドイツワイン事始め;ドイツワインの起源 ほか)
2 ワインは文化の泉ワインが文明を促進させた(古賀守)(史上最高の発明・発見とワイン;質量保存の法則とワイン ほか)
3 それを知らない者はむくろの如し(ヨハン・ヴォルフガング・ゲーテ)(マドンナ・ワイン;ゲーテ・ワイン ほか)
4 私が快活なるバッカスを友とするやはや微笑む童子あらわれる(フリートリッヒ・フォン・シラー)(ワインと国歌;メッテルニッヒ侯妃と牡丹 ほか)
5 芸術もワインも楽しむ心は一つ誰も飲む、しかし誰もそれを語れない(ヨハン・ハインリッヒ・メルク)(ワインをおいしく味わうには;食前酒とワイン ほか)
著者等紹介
木下勝実[キノシタカツミ]
1931年信州・信濃大鹿村生まれ。現在、ドイツメルク社日本法人常任監査役。税理士。日本ドイツワイン協会連合会監事。ドイツワイン名誉ケナー。ジャーマン・ワイン・アカデミー上級クラス修了。俳人協会会員
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