内容説明
2003年4月、山梨県の六町村が合併し、日本で唯一のカタカナ名の市が誕生した。その陰には、合併に中心的な役割を果たした地元の青年会議所があった。「合併は目的ではない。まちづくりの手段」という青年会議所の3人の理事長が、地域の未来を託す市制実現までの活動をつづったドキュメンタリー。
目次
第1章 種をまく人(二〇〇三年四月一日、南アルプス市誕生;優れた先人たちの遺した地 ほか)
第2章 住民発議に向かって(峡西市構想;市制推進 ほか)
第3章 二万一千人のデモクラシー(青年会議所入会;まちづくりへの投身 ほか)
第4章 南アルプス市誕生(合併協議会設置;合併協議会委員の選考 ほか)
著者等紹介
新津尚[ニイツヒサシ]
1958年山梨県南アルプス市生まれ。青山学院大学卒業。(有)柏屋代表取締役。峡西(現南アルプス)青年会議所第20代理事長。日本青年会議所評議員山梨ブロック協議会第26代会長。政治と経済を考える会「あすなろ塾」前塾長
井上慎一[イノウエシンイチ]
1958年山梨県南アルプス市生まれ。(株)井上油店代表取締役。峡西(現南アルプス)青年会議所第21代理事長。峡西地域市制推進協議会(現南アルプスまちづくり協議会)前事務局長。政治と経済を考える会「あすなろ塾」前事務局長
清水正博[シミズマサヒロ]
1960年東京都生まれ。南アルプス育ち。山梨大学卒業。社団法人山梨県建設技術センター勤務。峡西(現南アルプス)青年会議所第22代理事長。国際青年会議所セネターNo.60260。政治と経済を考える会「あすなろ塾」塾長
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