内容説明
老いてなお赫奕と燃え上がる学びへの情熱。絶望的な特攻出撃から生還した筆者が、宿命ともいうべき病魔と闘いながら悲願の大学院に学ぶまでの人生遍歴とその後。
目次
第1章 私の学びの根源
第2章 大学院への挑戦
第3章 大学院生活のあれこれ
第4章 修論(修士論文)提出までの苦闘
第5章 宿願の大学院修了
第6章 学びの余韻覚めやらず
第7章 心新たに
第8章 再度の修論
第9章 感慨新たな学位記授与式
第10章 大学院に学んで
第11章 学びの勧め
著者等紹介
桑原敬一[クワハラケイイチ]
1926年東京生まれ。就学前に岩手県(現在の北上市)に転居、以後そこで育つ。1942年海軍乙種飛行予科練習生第18期生として土浦海軍航空隊に入隊。予科練卒業後、第二郡山、姫路の各海軍航空隊、串良基地、百里原海軍航空隊を経て虎尾海軍航空隊(台湾)で終戦。その間に串良基地において特攻出撃を体験している。1946年に復員した後は1986年まで会社員。その間の1960年通信教育課程で大学法学部を卒業。定年後は40年にわたった現役時代の経験や実務資格(中小企業診断士など)を生かして中小企業を対象に経営コンサルタント業を自営。その間の1995年大学院経営学研究科(経営学)、同じく1998年文学研究科(社会学)各修士課程を修了。2001年以降は年来の懸案である海軍時代の体験を跡づけることに重点を置き、経営コンサルタント業は廃業して現在に至る
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