内容説明
信頼、感謝―そこには医師たちの、医療を超えた愛情があった。小児ガン患者と家族の闘病ドキュメント。
目次
第1章 病気になると、なぜ気前よくオモチャくれるの?―入院から第三回目の手術のころの“ボクのいいたいこと”
第2章 痛くてもガマンしてね―入院から四回目の手術のころのお母さんの病室日記
第3章 ガンよ!手をあげろ!―四、五、六回と手術が続くころの“ボクの訴えたいこと”
第4章 もう手術は“これっきり”にして!―七、八回目の手術のころの、お母さんの病室日記
第5章 自由に飛べる鳩になりたい―七、八回目の手術のころに思うようになった“ボクの気持ち”
第6章 雪が降る、心が凍る―手術を終えて安心したころのお母さんの病室日記
第7章 オモチャの土曜定期便―代ろうと思えど代り得ざる「祖父」の、オモチャでつなぐ心と心
著者等紹介
荒井亨[アライトオル]
1924年、埼玉県久喜市生まれ。旧制東京高等蚕糸学校繊維学科(現東京農工大学工学部)卒業。日本フェルト株式会社専務取締役、東京農工大学非常勤講師、科学技術庁(旧)技術士試験委員等歴任。この間、技術士、中小企業診断士、社会保険労務士およびビジネス国家資格15件を取得し、資格評論家となる。NHK総合および教育TV、日本テレビ等出演。各種日刊紙、週刊誌への執筆および取材協力。ほかに講演活動等を行う
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