内容説明
人麻呂はどこで死んだか、そしてその妻は…時には古地図や類書を繙き、時に縁の地を訪ねながらも、まるで“パズルを解いてゆく”ような緻密さでその謎に迫る情熱の柿本人麻呂論。
目次
第1章 万葉集の謎とは
第2章 編者の言は信用できるか
第3章 人麻呂の正妻
第4章 月子と春日
第5章 泣血哀慟歌
第6章 あしひきの
第7章 依羅娘子
第8章 軽の妻
第9章 人麻呂の死
第10章 人麻呂の職業
第11章 人麻呂と私
著者等紹介
山内のり江[ヤマウチノリエ]
昭和22年、愛媛県松山市生まれ。徳島大学薬学部卒業。平成12年まで、薬剤師として赤坂南薬局店長を務める。現在、長崎県在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。