内容説明
薬の副作用のためEDとなってしまった小野真一は、自尊心喪失の危機に立たされ、苦悩する毎日を送っていた。そんなおり、治療薬“バイアグラ”と出会うことで、再び青春時代を取り戻していく―。男女の性愛を通して、繊細な一人の男の人生を描き出した物語。
著者等紹介
清水谷秋織[シミズヤアキオ]
1943年、北海道に生まれる。1962年、札幌の私立高校を卒業。同年、市内の薬品問屋と雑貨問屋で半年働く。1963年、露店商を稼業とする一家の組員となる。1965~69年、知人を頼って上京し、別荘地販売員など、転職を重ねる。1970年、一部上場企業に入社。サラリーマン生活を続けるかたわら、1986年、原宿竹下通りにて、カフェ・レストラン「L」を妻と共同経営。2003年春、定年を迎え、32年間のサラリーマン生活を終え、現在に至る
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