内容説明
「主体的・主体性学習」の提唱者として知られる著者70年の研究・実践を振り返りつつ、戦後教育に欠けているものは何か、教育荒廃の現状をどう打開すべきかを独自の視点で鋭く分析、明快な提言を行う。著者の教育に対する情熱、現状への憂いは90歳にしてなお止まない。
目次
第1部 家庭教育論(家庭で良い子に育てる教育;間違った教育をどう建て直すか;教師が両親に教えるべき正しい家庭教育法;新真教育の発見;良い子に育てるには、どうすれば良いか)
第2部 学校教育論(教育荒廃の根本原因の探求;人間としての自覚と主体性;新真教育研究―主体性学習指導の教育;新教育の基礎となる民主主義の原理;主体性学習による全人教育 ほか)
著者等紹介
村上芳夫[ムラカミヨシオ]
1913年愛媛県に生まれる。広島文理科大学(現広島大学)卒。愛媛師範学校助教授、愛媛県立教育研究所長、愛媛県下の高等学校長などを歴任。聖カタリナ大学名誉教授。主体性学習(新真教育)研究会名誉会長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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