内容説明
子どもを身篭って帰国し、故郷の目の見えない母を訪ねた奈々。事故で意識の薄れつつある奈々に、母・淳子が語り始めた美しいおとぎ話は…。恵まれて生きる少女と蔑まれて生きる少女の間で育っていく感情。二人が迎える衝撃の結末と、奈々の出した結論とは。
著者等紹介
朝野裕之[アサノヒロユキ]
1965年愛知県に生まれる。趣味のルアーフィッシングを通じ、開高健文学に出会う。以来感化され、自己表現を活字に求める
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