内容説明
「人間は死んだらどうなってしまうのか」小学校六年生となった恵一はいつからかこの疑問と恐怖にとらわれていた―そして答えの出ぬまま、大切な人がまた一人旅立った…少年時代に感じた“生”への希望と“死”への恐怖をどこか叙情詩のように流れる田舎の風景描写と共に綴る珠玉の純文学。
著者等紹介
永井季三男[ナガイキミオ]
1945年(昭和20年)12月、群馬県生まれ。県立高崎工業高校電気科(夜間部)卒業後、TV修理の面白さに魅せられ、永く携わる。その後、知人の誘いで空調畑へ移り、機器のサービス業務に携わって、現在に至る。横浜市在住
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