内容説明
蝦夷三大蜂起（コシャマイン、シャクシャイン、クナシリ・メナシ）の経緯を史実に沿って纏めた問題提起型小説。
著者等紹介
増本邦男［マスモトクニオ］
１９４４年北海道生まれ。会社員。東京都在住
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感想・レビュー
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１００名山
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この手の本は右往左往して熱が籠もりすぎる傾向があるが、本書は笑えるぐらい小説のふりをしています。 しかし60点程の資料を読み解き、足も使い、根拠無き推察を避け、史実を再現する姿勢を感じます。 著者は「おごること、くじけることは小さな世界の一瞬のうつろいなのですから・・・・・。」で(完）としています。 シャクシャイン蜂起が中心になりますが、アイヌモシリ，アイヌ民族とあれ程ゴロウニンには官僚的に接した松前藩との歴史を知るには良い入門書でした。2011/01/10
